2章 魔法降誕(前)
あらすじ 序章
これまでの魔法探索
カナダに住んでいる青年 アルカニオ・パラ・ド・プラチナは薬物使用の後遺症に悩まされていて寿命も残り数年と言われていた。
しかし、ある日アルカニオは拳ほどの大きさの魚卵のような球体を10個見つける。
その球体に触った瞬間、アルカニオの体内にその球体が入り、気づくと体の調子はよくなっていた。
彼の魔術の師にそのことを話すと、その球体は『CELL』と呼ばれる魔法の一部であり身体を治すためにアルカニオは世界中を旅して『CELL』の回収をすることを決めた。
しかし、それは魔術師達どうしで魔法を奪い合う『CELL』争奪戦へと参加すことを意味していた。
その後、争奪戦を生き残るためにロシアの闇市で術式を手に入れたのであった。
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