地球を眺めにゆきましょう

中天に

地球が浮かぶころ

湖は静かに

絹糸の波を編む


地球の光に照らされて

永遠へと続く橋を

ゆけば


天から星が落ちてきて

絹糸の波間に

ゆらゆらと


いえいえ

あれは湖面に映る

星くずたちの影


とにかく

空に一番近い

高みまでいって

なつかしい

地球を眺めましょう


幻の山々と雲の先

二度と還れぬ

あの星を

ずっとずっと

眺めましょう


https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16818093082488201411

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