第2話 おまわりさんの日

「おい、いるんだろ」

「お見事。また俺を見つけてくれたんだね、お巡りさん」

「回りくどいやり方してんじゃねえよ。いい加減、自分で犯罪に手を染めてとっとと俺に捕まりやがれ」

「ええ?それじゃあつまんないじゃん」

「そんなに俺に追い回してほしいのか?このど変態」

「そんなお巡りさんは、なぁんでまた一人でここに来たの?」

「っ……!」

「一人で来たら、俺に遊ばれるよ?それとも、そうしてほしくて堪らなかった?俺に愛されるの、そんなに気持ちよかった?前会ったのは半年前だもんね。俺よりよっぽど変態じゃないか」

「黙れ!」

「そんなこと言っていいの?悪い子だね。今日もお仕置きしてあげる」


裏社会で暗躍する犯罪者×検挙率No.1のエース刑事

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