第2話 なぜ「いじめ」が「殺人」なのか。
いじめの加害者は、一人の例外もなく、被害者が死んだ場合、「死んだ被害者を指さして、笑えます」。
なぜなら、被害者の受けた「痛み」について、「何も感じていない」からです。
何も感じていないから、「際限なく」いじめられるのです。
それこそ、被害者が死ぬまで。
普通の殺人は、相手のことを「殺したい」と思うから、殺すわけですが、「いじめでの殺人」は違います。
相手に対して「何も感じていない」ので、殺したいとは思っていないはずです。ただ、死んでもいいとは思っているのです。
相手に対して、何も感じていない加害者が、相手のことを死んでもいいと思いながら、際限なくいじめれば、被害者は死にます。いじめとは、こういうものです。
だから、被害者がまだ生きている場合は、たまたま生きているにすぎません。
明日死んでいても、まったくおかしくありません。
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