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2024年11月15日 19:44 編集済
>139 古多万(コダマ)、久久能智(くくのち)神 オロチ(山霊)、ミズチ(水霊)、イカズチ(雷霊)、ノヅチ(野霊)などと並んで今日本語の発音の変遷に関する本を読み始めたところなんですが奈良時代には母音が八種もあったそうです。今では同じ「コ」としか読めない文字でも、あきらかに使い分けていた様子が見られるのだとか。万葉集や古事記ほか、膨大な文字を隋唐代の漢字と照らし合わせて分析。子音の変遷もあって、ハ行は元々P音だったものが簡便な発声のF音になって、更にH音に変化したとのこと。ゐゑの衰退も有名ですね。例として日本書紀に出てくる「アメツヒコヒコホノニニギノミコト」は本来の発音だと「アメツピコピコポノニニギノミコト」になってしまうそうで。文学博士涙目ですわ。古来の神々や神霊の御名なんて、現在では驚くような発音なんでしょうねえ。ホウコウさんもポウコウさんになりますねぇ。
作者からの返信
ピコピコポノニニギに全部もってかれました。ゐつも有り難うございます。勉強になります。母音が8音!? 中国語ですら7つなのに!?ホウコウさんは中国ご出身なので、本名はホウコウとは全く違う発音かも知れなゐ。なるほどポウコウさんかも知れなゐ。
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>139 古多万(コダマ)、久久能智(くくのち)神 オロチ(山霊)、ミズチ(水霊)、イカズチ(雷霊)、ノヅチ(野霊)などと並んで
今日本語の発音の変遷に関する本を読み始めたところなんですが
奈良時代には母音が八種もあったそうです。
今では同じ「コ」としか読めない文字でも、
あきらかに使い分けていた様子が見られるのだとか。
万葉集や古事記ほか、膨大な文字を隋唐代の漢字と照らし合わせて分析。
子音の変遷もあって、ハ行は元々P音だったものが
簡便な発声のF音になって、更にH音に変化したとのこと。
ゐゑの衰退も有名ですね。
例として日本書紀に出てくる「アメツヒコヒコホノニニギノミコト」は
本来の発音だと「アメツピコピコポノニニギノミコト」になってしまうそうで。
文学博士涙目ですわ。
古来の神々や神霊の御名なんて、現在では驚くような発音なんでしょうねえ。
ホウコウさんもポウコウさんになりますねぇ。
作者からの返信
ピコピコポノニニギに全部もってかれました。ゐつも有り難うございます。勉強になります。
母音が8音!? 中国語ですら7つなのに!?
ホウコウさんは中国ご出身なので、本名はホウコウとは全く違う発音かも知れなゐ。なるほどポウコウさんかも知れなゐ。