日常、それと

岩里 辿

きらり

  やっぱ無理?

  そんな弱気になっちゃだめ、と

  私の中の私は口を揃えてそういう

  でもそうでしょ

  こんな世界じゃ

  そう思うのも無理ないよ


  羽ばたく鳥のように自由で居たいの

  でも、どうしたらいいのかわかんないや

  毎日のドキドキがすごく痛いの

  怖いを通り越して痛いの

  こんな私じゃ

  きっと何もできない


  いつもの日々がキラリと光る

  そんな瞬間を心待ちにしてる

  今日の私はどうかな

  そんな瞬間に立ち会える面持ちをしてるかな


  口角を上げる

  気分は反比例する

  頑張れ私なんて、そんな言葉響かないもん

  やっぱり私の中の私とは気が合わないな


  ぎゅっと私を縛ってきたのはあなた?

  愛したいのか殺したいのかわかんないや

  私に愛なんてものは合わないみたい


  猫のように柔軟で居たいの

  なのに私は偏見ばかりだ

  こんなんじゃだめだ

  これが私なのに

  だめだったらどうしたらいいのよ

  自問自答じゃないよ

  私の中の私と喋ってるの


  空の青が心の傷に染みる

  星の輝きがしんどいの

  小学生の笑い声が苦しいの

  外に出れないよ

  殻にこもって暮らそうかな

  私にはこんな世界向いてないの


  怖がりで

  強がりで

  弱虫で

  辛いことを隠しちゃうけど

  そんな私を包んでほしいのです


  かけがえのない日々がキラリと光る

  そんな風に思えた気がした

  追い風が吹いた

  曇った空から太陽が顔を出した


  君のおかげ

  でも、全部君のおかげとは言わせない

  私だって命懸けで生きた

  

  君は涼しげで

  私はずっと君を見ていたいの

  でももう一つ

  もう一つ、言ってみてもいいかな

  違う君を見てみたい

  

  この光を私は消したくないの

  必死に愛して守る

  いつもありがとう、照らしてくれて

  私に気づいてくれて

  

  ドキドキの連続の日々がピカリと光る

  もう痛くはない

  私は君に流石に恋する

  私に気づいてくれたのはさ

  君も気づいて欲しかったからでしょう


  二人とも分かり合えたのだから  

  もう怖くはない

  絶対に今度は離さぬように

  全てを抱きしめて生きてゆく


  私に光を見せてくれた、

  君に言いたいことがあるのです


     ーーーーー


読んでくれてどうもありがとうございます

未熟な詩です

m(_ _)m

  



  


  

  

  

  

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