第13話
「うまそぉぉ〜!! 食う! 」
僕のナポリタンの匂いにやられてメーニャが貪るように食べる
「どう? メーニャ美味しい?」
「ちょ〜〜〜美味しいよ。もっと肉が欲しいけどこれはこれで美味しい!」
「はは…、肉は少ないのはそういう料理だからね。 でも、メーニャは素直に言ってくれるから僕も嬉しいよ。」
ピコピコと動く耳を見ながら、俺はくすりと笑う。
彼女は感情表現が豊かで感情が凄くわかりやすい。特に彼女が耳を動かしている時は、相当喜んでいる時だ。
「大変美味しいですよ! アレンさんの作るご飯はいつも心がぽかぽかします! いつもありがとうございます!」
「ルネ……ルネいつも優しいね、泣けてくるよ」
そう言ってルネを撫でると気持ちよさそうに目を細める。ドワーフの血を半分受け継いでいる影響で子供ような見た目なので(これを本人に言ったら拗ねるのだが)庇護欲をくすぐられる。
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