第12話
「そうなの? でも、美味かったから良しとする!」
「はは、メーニャらしいね」
そうこうしているうちに他の二人もきた。
「……今日も美味しそうね」
「美味しそうです!」
「ルネさんや……せめて服は着てくれないですか。目、開けれないんだけど」
帰ってきてからは飯前にルネは風呂に入るのを日課にしている。それ自体は全く問題ないのだが、問題は飯前に裸でくることだ。
タイミングがタイミングだから仕方ないのかもだけど、自分が女の子だって自覚は持ってほしい。
というか、僕が男だって見られてないのかな?
それはそれで悲しいんだけど。
そんなこんなで、どうにか服を着てもらっては嬉々とした様子で椅子に座る。
「さてさて、みんな揃ったことだし、ご飯にするか。今日のご飯は……こいつだ〜!」
そう言って僕はテーブルに料理を並べた。今日はアレン特製、超絶ウマウマナポリタンである。
麺を自作する所から始まり調味料や具材にこだわりまくって、火加減等の調理工程にも……って、これはまあいいか。
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