033 ~教育者と親はきっと…~
…分かり合えない関係かもしれない。
今朝、中学生の息子が寝坊して部活に遅刻した。
色々なことによく気づくし勉強もする子だが、
抜けている部分もある。
それが寝坊だ。
実はもう常習犯になっている。
以前寝坊した時も、学校の先生からはこっぴどく叱られたという。
遅刻させてしまったことに、妻は親としての責務怠慢を気にしていた。
しかし僕からすれば、もう中学生なんだから自己管理不足だろうと思っている。
そして陸上部の顧問も同様だった。
「学校では、親に頼らず自分の力で起きなさい、と伝えています。」
それでも母親は、面倒を見てしまう。
子どもは自分と同じ、以心伝心しているらしい。
だから、教育者と親はきっと、分かり合えない。
僕は教育者であり、血がつながってはいない保護者でもある。
僕は、時として、きわめて悩むことになる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます