033 ~教育者と親はきっと…~

…分かり合えない関係かもしれない。


今朝、中学生の息子が寝坊して部活に遅刻した。


色々なことによく気づくし勉強もする子だが、

抜けている部分もある。


それが寝坊だ。

実はもう常習犯になっている。


以前寝坊した時も、学校の先生からはこっぴどく叱られたという。


遅刻させてしまったことに、妻は親としての責務怠慢を気にしていた。

しかし僕からすれば、もう中学生なんだから自己管理不足だろうと思っている。


そして陸上部の顧問も同様だった。


「学校では、親に頼らず自分の力で起きなさい、と伝えています。」


それでも母親は、面倒を見てしまう。

子どもは自分と同じ、以心伝心しているらしい。


だから、教育者と親はきっと、分かり合えない。


僕は教育者であり、血がつながってはいない保護者でもある。


僕は、時として、きわめて悩むことになる。

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