エッセイ: 塾人と主夫の狭間で ― 8月編

009 ～強迫性障害～

診断されてはいないけど、

その気質は自他共に充分認められていると思う。

毎日仕事で家を出る時は、

①リビングの窓、その施錠、エアコンの電源、アイロンの電源、コンセント（埃による発火が恐い）、

②自室（寝室）の窓、その施錠、エアコンの電源、妻のドライヤーとヘアアイロンの電源、コンセント（同様）、

③キッチンの水栓、ガスコンロ、冷蔵庫、

④風呂場の窓、その施錠、蛇口の開閉確認、猫の閉じ込め防止確認、

⑤二階の子ども部屋の窓、その施錠、エアコンの電源、コンセント（同様）、

⑥飼い猫（二匹）の所在確認

などを２～3周は確認しないと気が済まない。

そして家を出た後も、

玄関の扉の鍵が閉まっているかを確かめるために、

すでに鍵が閉まっている扉を何度もガチャガチャする。

普段仕事には原付で出勤するから、

ヘルメット姿でマスクなんてしている日には、不審者でしかない（笑

原付を動かしても一度は停めて、

再び玄関に戻って施錠確認……。

こんな日々を送っている。

要は、いつも自宅が火事や爆発、窃盗に巻き込まれているのではと不安を感じている。

今までにそんなことは一度だって起きたことはない。

そう割り切ることで最近はどうにか改善されてきている。

また、僕はどうやら音に敏感らしいので（後日語ります）、

各所の施錠にしても、ガスコンロの元栓にしても、

「確認した際の音を聴いた」

という経験や記憶があれば安心もしてくる。

どうしても心配が拭えない時は、

写真で撮っておくこともある。

あるものはあるものとしてもうどうしようもない。

だからその捉え方を変えるしかない。

そうして日々を生きている。

同じ習慣がある方、いつもお疲れ様です^^