第六話 やっと
ある日、月の王子様は、そとへいこうとおもいました。
まどからみえるまちのけしきや、にわではまんぞくできなくなったのです。
月の王子様は、月いろのかみを、夜空のマントでかくします。
だれにも、みられないように、はじめてそとへでました。
『月の王子様』 弓弦・作の一節
教室に休み時間が訪れると、自由だとばかりに思い思いに過ごし始める。大して何時もと変わり映えはないが、それはそれでいいのだ。お互いの消しゴムを飛ばし合う消しピンというゲームは男子中心でトーナメントを開催していたし、女子の間ではあやとり占いが流行っていた。
審判役を買って出ている男子児童の「ジョーの負け‼︎」の声に対し、「ウッソだろオイ!」と軽いショックを受ける者。
神妙な面持ちをしながら、あやとり用の綺麗な紐を複雑にした後に、「さぁ、どうぞ‼︎」と差し出した女子児童の手。複雑に張り巡らされている中、一本だけ取ると、「なになに」、「占い先生、どうなの?」と蜜蜂のように寄っていく。
そんな変わらないトビタツ市立第二小学校四年三組に、あることが起こったのだ。
「コウヅキって考えていることもクールだな、オイ」
呼之邉哲が、そう確かに言ったのだ。
テツのやつコウヅキと意思疎通ができるのかよと、騒めいた。養護教諭のマツシマ先生もワカバさえも介さずに、あのミステリアスでイマイチ人となりが分からない転校生と会話らしきものをしていると、注目し出したのだ。
色めき立った児童達の声が響く。
「え、テツ、お前、手話できんのかよ⁉︎」
「違う、違う」
その驚きに手を横に振りながら、「ワカバに聞いたけど、完全習得するのに三年かかるらしいぞ」と呑気に言うテツ君に、皆「へぇ」と二人のもとに近づいて行った。
「じゃぁ、どうやってんだ?」
「エスパーなのか、ほれ超能力〜‼︎」
「そうそう、こうやって手に魔法陣を書くとと伝わるんだって、違ぇよ‼︎」
おふざけトリオの一員に成りかけていたテツ君はノリツッコミをした。
「手に文字書いてんの」
テツ君は自分自身の手を指した。
「へぇ、そうなのか」
「背中文字当てクイズみたい」
そう感心しながら口々に言い出し始めた。
その中に、鈴を転がすような声が一つ。
「私、コウヅキくんと話してみたかったの」
あ、叶愛花ちゃんだ。
鳶色の長い真っ直ぐな髪は彼女の清廉さを表しているのではないか。そう思えるくらい、彼女は誰にでも公平に接する。
私も、彼女みたいに成りたい。そう、若葉春流も密かに思っていた。
隣の席から、皇月レノンの手にほっそりとした指がなぞるのを、私は見ていた。内心、絵になっているとしか思えない光景である。
ボ〜ッとしながら眺めていたら、マナカちゃんの声がした。
「『手話じゃなくてもできるから』」
コウヅキが伝えたらしい。その言葉をマナカちゃんが反芻するように口に出した時、私の記憶が過っていくのを感じた。彼と出会った時のこと、嫌なあだ名で呼ばれた時のこと、手に触れて『がんばっているてだ』と伝えてくれた放課後。意地悪そうでいて、優しいコウヅキの姿が目に写し起こされるのだ。
私は何でもないフリをしながら、「そうなんだね」と言った。
その声は、予鈴の音に掻き消えた。
赤青鉛筆のシャッシャッと丸かペケを付ける音がする。
中では、「そこは見逃して」と拝む児童に、「駄目」とその児童が組むペアにピシャリと断られていた。「惜しいでしょ」ともう一声とばかりに懇願するが、「ちっとも惜しくない」と大きいバツを書き加えられ、肩を下げる児童よ。
算数の授業の余った時間は、小テストが行われる。やっと解放されるが、さもしい結果に向き合わなければならないと青い息を吐く。
丸付けに黙々と勤しむ私は、隣の席に座るコウヅキに肩を叩かれた。
『おい、F、どうしたんだ?』
彼は眉を顰めていた。私の小テストを手にしていた。若葉春流6点の文字。小テストが終わった後にマツシマ先生に正誤を翻訳された彼は、先に終わったらしい。
はぁそうですか、算数がお得意で毎度満点なアンタからしたら衝撃点でしょうよ。わりかし頑張ったつもりなんですが。
『お前、へんだぞ』
またそう伝えてくる彼の手に、ボソボソと返す。
「『てんすうが?』」
お茶らけながら言うけれど、十点満点のテストの中では自己ベストに限りなく近いのにな、と思いつつ。
『お前のばあいだと、あれは、そこそこだろ』
親指と人差し、指を摘んだ形のまま鼻頭の所まで当て、横に揺らすコウヅキ。あ、『まあまあ』という意味の手話だ。
『べつのことだ』
彼は何かを感じ取ったらしい。何で判るのだろうか、私が何か伝えたわけではないのに。そう、コウヅキは察しが良い。私が見えていない先を、多分、彼は知っているのだ。そういうの何て言うんだろう?
「『なんでもない』」
誤魔化した返事をしつつ、「『それにFって呼ばないでよ』」とも付け加える。それだけは、断固反対なのだ。そうじゃないと本当に私のあだ名が『不審者』になってしまう。
コウヅキは、私の額にトンッと指を置いた。
『いつもの、お前らしくない』
そう、伝えてきたのだ。
ヒュッと息を飲み込む音が自分の喉の奥から聞こえた。思わず、私は自分の手を見る。手の平にはマメが幾つかできていて、歪に思える。先程、彼の手に文字を綴っていたマナカちゃんのほっそりとした手を思い起こさせるくらいには対比的だ。全く自分のとは違う。そして、彼女が言ったレノンの言葉がグルグルと頭の中で回っていく。手話じゃなくてもできるから。
私は悟られたくなかった。知られたくない。
「『べつに』」
手話で話かける自分をコウヅキに押し付けていたのだろうか。いや、違う。ボランティア部で習い始めた手話が、ちゃんと伝わり合っていく。それが嬉しくて、単語を少しずつでも身につけようとしていたのだ。
自慢するがの如く手話をしていたのではないだろうか。そんなの違う、違うんだ。掛け合いが楽しかっただけ。くだらない話だって、真面目な話だって、面白くてしていたのだ。
私はソッと指文字をコウヅキの手の平に触れさせた。
『そうか』
彼は納得したのか、私の小テストを渡した。
「『ねぇ』」
赤い6点を受け取ってから、私はコウヅキの方に触れた。
『何だ?』
「『しゅわよりも、てがきもじのほうがいい?』」
振り返った彼に、私は尋ねる。できる限り、自然にみえるように。
コウヅキは少し考えてから、手で伝える。
『ばあいによる』
しゅわだとおそいときがあるから、と彼は続けた。
「…しない方がいいのかな」
私は彼のその身振りを見て、そう呟いてしまった。
鐘が鳴り、授業の挨拶をしようと椅子から立とうとする音が、私のそんな独り言がなかったかのようにしていた。
悩みがある女の子の電話なんて、長いことは暗黙の了解なのだ。母さんは、家電の子機を耳に寄せる私に対し「長くしすぎないでよ」と少し睨んでいた。そんなことは気にしないようにしながら、チョコとバニラ風味が織りなした格子柄クッキーをサクリと食べる。
「あのコウヅキがさぁ」
私は学校で言えない不満をつい口に出してしまう。ポロッとクッキーの粉が口元についたのに気付き、拭う。
「また言ってるよ、ハルル」
最近のハルルからの口といえば、あのコウヅキがさぁ、と始まる。だから、スミレ姉さんはハルルの言葉につつくのだ。
「だってね……」
そう言い返すと話せば長いとばかりに、いや耳のタコになる程に聞かされたスミレ姉さんは、やれやれと首でも振っていそうだ。
「“F”ちゃんだなんて呼ばれているだなんてね」
「やめて、その名は‼︎」
電話口から聞こえる自分にとっての厳禁の名に、私はたじろぐ。
「何だかコードネームみたいで格好良いけど、可愛らしい方が
良かったの?」
スパイ映画とか刑事ドラマで見る格好がつく要素が、このあだ名には全くもってないのだ。不審者の略称だなんて、十歳そこそこで怪しすぎる名前をつけて欲しくないものである。そこをイマイチ分かってくれないスミレ姉さんにヤキモキとした。
「それは断じて違う!」
鼻息荒く否定する私に、電話口からの彼女は「ふふ、そうなの?」と笑っていた。
そうやって揶揄うスミレ姉さんに、ムッと眉に皺を寄せながら私は考えあぐねた。
「そんなことを言うなら、こっちだって考えがあるけど」
私にとっては大きい爆弾だ。若い十代の少女達にとっては一大事なことなのだから。
「何かしら?」
そんなことを知らずに、のほほんとしながらスミレ姉さんは紅茶を啜っているようだった。
呑気な気分はお終いとばかりに私は言う。
「スミレ姉さんが最近通っているって言うショップ、いるんでしょ?」
追求する私に対し、「何が?」と誤魔化すようなこともなく、彼女は聞き返してきたのだ。
「男の子!」
力を籠めるかのように目を瞑る。私は言ってやったぞとばかりに、瞼の裏にスミレ姉さんの慌てふためく姿が見えていた。
しかし、私の予想とは違っていたのだ。彼女は落ち着いた声色で言ったのだ。
「うん、いるけど、それがどうかしたの?」
何でもない風に言うスミレ姉さんに、私は呆気に取られていた。
数日前に見てしまったことをハルルは思い出していた。アレは母の買い物について行った時のことだった。やけにオシャンティーなブチックなる街並みの一角にある靴屋。アンティーク調のウッドテイストの店構えにショーウィンドウから見える靴は綺麗なものばかりであった。そこのドアを開けたスミレ姉さんに、「いらっしゃい」と言葉とは裏腹に無愛想に少年が声を掛けていたのだ。そして和かにスミレ姉さんは少年と話し込んでいたのだ。職人か店員風にハンチング帽を被り、オリーブ色のエプロンから白い手拭いを下げている中学生くらいの年齢の少年だった。
「何か言いたげね」
聞き慣れていた少女の声は、何だか大人びているようで、私は困惑した。幼馴染の自分より三歳もお姉さんで世話にもなっているというのに、まだまだ私と同じ子供というカテゴリーに入ると思い込んでいたのだ。
「そういうのってさ、恥ずかしいものじゃないの?」
そう思っていた私の方が子供だったらしい。ああいう隠れ家のような雰囲気の中で男女が二人で会う。おばあちゃんの言葉を借りると、逢引というやつだ。
「ん? 」と聞き返した彼女の返事には恥ずかしさというものは一欠片もなかった。
「それは囃し立てられるからじゃないの」
スミレ姉さんは平然と言うが、私は納得しきれなかった。
「でも、男の子と一緒にいたじゃない!」
私は電話口で捲し立ててしまう。背後から注意され、「騒がない、近所迷惑でしょ」ほら、お母さんから叱られた。
母からの怒号が耳に入ったのだろう、スミレ姉さんはクスッと笑った。
「いるよ、でも、そういうのじゃないの」
彼女は何時も通りの雰囲気がしていた。変に照れている節もなく、揶揄われて最後には泣き喚くことしか抵抗のできない女の子でもなかった。
「尊敬、というよりライバルかな」
彼女が発した言葉には、今の自分には出ない真剣さがあった。
茶化して何もなかったことにしようとした自分に突きつける何かを感じた。
「ハルル、いるんでしょ?」
アンタの姉ちゃんなんだから、そう彼女は続けた。
スミレ姉さんは真面目に言ってくれたのだ。自分だって、誰かをつつくような真似はもうできない。素直になれ、私、若葉春流‼︎
「私も、それに近いんだ」
スミレ姉さんが、靴屋にいた少年に抱く気持ち。きっと前に、お気に入りと言っていたショップは、その彼がいた店だ。だから、センスに煩い彼女が足繁く通っていたのだ。お互いの存在が鼓舞していたのだろう。
「できるようになるまで、人の何倍も努力してきた人だって分かるんだ」
手話が他人に伝わるまでは、厳しい。こんなんでしょ、そんな感じに腕を振っても分かってもらえないのだ。鏡を見て、創意工夫をして、やっと手にする。そうしてやっと得るものがあるのだから、今のコウヅキが築いてきたものを見ると、ハッとするのだ。
「だから、私の手を頑張っている手と伝えてくれて嬉しかった」
マメができた自分の手の平を、私は見やった。
「でも、今日聞いたんだ」
ギュッと握りながら下へと下ろした私の手。ポタリと雫が流れ落ちていた。
「場合にもよるって、コウヅキは言ってた」
栓を抜くようなことだって分かっている。それが自分にどういうことを起こすのか分かっているのだ。
「手話じゃなくてもできるから」
誰かの所為にしないと泣けない私は、酷い人間だ。
「コウヅキがマナカちゃんへ伝えた言葉、そう聞いた時、今までのことが…」
こうやって自分が、嫌な人、そう思う度に目から涙が流れていく。熱くて、冷たくて、このまま私なんか消えちゃえば良い。空気が抜けてゆく風船のように成っていけたらな。
耳に当てていた受話器から、優しい優しい声が聞こえた。
「うん」
小さい頃から同じだ。ちょっとしたことで怒られた時に泣きべそをかいていた私の肩を抱き寄せ、聞いていたスミレ姉さん。
その頃に戻ってきたかのように私は泣いた。
「…無駄に思えてきちゃって」
吐き出せた言葉が、こんな醜い自分と対面するようでいて、鏡に映る私が嫌な笑い方をしているようでいて。私は、そんな私自身を振り解きたくて、でも、今の私にはそんな元気さがない。
そんな時、スミレ姉さんは言ってくれた。
「中途半端な好きでいようとする気持ちがあるからだと思うの」
どういう意味なのだろう。白黒つけようとしないということなのだろうか。好きって、何が好きなんだろう、誰が好きなんだろう?
形が定まらない、けれど、其処に何かがある。
そう漠然と広がっていく気持ちに 私は涙が止まった。
「中途半端な……? そんなのあるの?」
嫌いと言ったら嫌い、好きと言ったら好き、そう世界はシンプルにできているのではないだろうか。皆はそう振る舞えているように思える。私は、嫌いだと思ったものに対し、少し罪悪感を抱いてしまうけど。
でも、彼女が言うように、そんな微妙なことなんて誰にでもあるのだろうか。
私のその気持ちに答えるかのように、スミレ姉さんは言う。
「人って傷つきたくないのよ、できる限り」
だからどうでも良いものとしようとする、と彼女は呟いた。
「本当にアンタが手話を好きならさ、堂々とするべきだと、私は思うの」
自信を持っている彼女が私には眩しい。
彼女は中学一年生ながらにミシンを自由自在に扱えるし、トレンドを押さえた上でスミレ姉さん自身のセンスを織り交ぜた衣服を製作している。実際、ハルルと同じ年ぐらいには、ワンピース一着を一人で作っていた。
そんなスミレ姉さんと同じように、簡単に思えるわけじゃない。
「どうして、そう思えるの? 根拠とかあるの?」
そう捲し立てる私は、ちっぽけに見える。
いい加減にしろと言われてしまっても仕方がない。きっと、そう思われている。頑張っていたことが無駄だった、その事実が未だ私に重くのしかかっているからだ。
左手に持つ子機の電話口から、息を吸い込み思いっきりスゥッと吐く音が聞こえた。
私は、息をしたその音に、自分の体がビクッと震えたのを感じた。何をスミレ姉さんは口に出すのだろうか。心臓の音が頭に響いてきた、その時。
「私が好きに洋裁していて、彼は靴職人の卵として努力している」
これが根拠よ、とスミレ姉さんは言い放った。
私は、それは只の事実ではないかと一瞬思った。
そう、怪訝な間が空いた時に、「何が起きても」と付け加えた彼女は、きっと手首にアームピンクッションを付けているに違いない。そんな姿が私の瞼の裏に映るのだ。
「周りから言われるることもあるわ。でも、その人に迷惑を掛けてない」
その声に、私はハッとした。
確かに、そうだ。彼女自身も精一杯やっている。靴屋にいる職人の卵の少年も、コウヅキも、私も。今できることを一生懸命にしている。きっと、他の人だってそうだ。
そう思えてくると、不思議だ。その頑張りに口を挟んでくる人は、気か感性かが合わないだけではないのだろうか。
だんだんと自分の胸の内が軽く成っていく感覚に、何時もの私の姿が見えるようでいて。
「それぞれ頑張っているから、誇らしい所を知っているから、好きだって胸を張れる……」
私は、やっと言えたのだ。自分自身が欲しかった答えが出たのだ‼︎
そんな、私が悟ったようなことを言ったからか、スミレ姉さんは揶揄った。
「誇らしい所って、格好良いとか?」
面白がって、試してくる。本当、意地悪だ。
私は、ムッとしながら言った。
「見かけの点を除いての、心意気とか汗と涙の結晶のこと」
何となく、気恥ずかしくなって、目線をずらしてしまう。あ、こんな所に、壁に染み発見。
「そんな誰かの素敵な一面を、素直に受け止める」
口に出したその言葉は、どこか愛おしい。
電話口から聞こえるスミレ姉さんはニヤッと笑っていそうな小気味良い声。
「そんな私達をみっともなく感じるのかな?」
そのスミレ姉さんの一言に、プッと吹き出す。
「変じゃない」
私は、気付いたのだ。
窓から見える夕日と月が綺麗だ。
「好きでいて良いんだ、変じゃないんだ」
手話はコミュニケーションツールの一つ。
誰かと伝え合えるなら、ちょっと違う術をしても良い。
私達だって、メールにするか、手紙にするか、電話をするか、直接会って話すか、適宜に合わせるでしょう?
でも、手話の方が気持ちが伝わりやすいなら、やってみよう。
そう、自然と思えたのだ。
星のれんがみちをたどっていきます。トタトタ、タンタン。
あるいても、あるいても、なかなかつきません。
そこで、月の王子様は、ふりかえってみました。あまりにもながく、まちまでとおく、おしろからちかいではありませんか。
「なんて、あこがれたあのばしょは、とおいのだろう」
月の王子様は、ほおをふくらませました。それだけ、あのまちは、うつくしいところなのではないか。そうおもっていると、たのしみになっていくのでした。
『月の王子様』 弓弦・作の一節
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