夢日記

雨降らせます

不思議な広場

気がついたら森の中を走っていた。

知らない男の子が少し前を走っていたが、少し開けた場所で立ち止まったので自分も同じように立ち止まった。開けた場所には凍った湖の上に不思議な家が建っていた。

人の気配は無かったがその家の外壁には大きなスクリーンがかかっており、玄関横には人より大きなテディベアも置いてある。男の子が『あれが見えるの?』と聞いてきたので『見えるよ。大きなテディベアがある』と言うと男の子は少し驚いた顔をしたがその後嬉しそうに笑ってその家に向かって氷の上を駆けて行った。自分も追いかけようと氷の上に踏み出して前を見てみると氷の上にクリスマスのキラキラした雰囲気を纏った広場ができている。

最初に見つけた不思議な家があった湖の真ん中は広場の中心となり家の代わりに露店が並び果物やクッキーなどが売られている。

その周りには、露天を囲むように至る所にカラフルなバルーンが飾られている家や全体がイルミネーションのように光っている家など不思議な家が沢山建ち並んでいた。しかし、どの家にも人が住んでいる気配は無い。露店でクッキーを買う親子やスケートをしながら広場を回り人々を笑わせるサーカス団、友達同士で笑いながらスケートをする子供達など皆んなが楽しそうにしている。その間を抜けるように自分も広場をまわった。

湖の上の広場には誰も人がいない状態で不思議な家だけが残っている。

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