元聖女様と王女様に14の質問! ~『偽聖女と断罪されて婚約破棄の上国外追放された私は、何故か隣国の王女様に溺愛されています。』より~

ひっちゃん

元聖女様と王女様に14の質問!

1.名前とお互いの関係について。

アンジェ「えっと、アンジェ・バール……じゃなかった、今はアンジェです。ドゥラットル帝国というところで聖女として働いてたんですが、今はいろいろあってクレマン王国というところで暮らしてます」

シャルロット「シャルロット・ブノワ・クレマンですわ! クレマン王国の第二王女ですの!」

アンジェ「シャル様との関係は……一応、その、婚約者、です」

シャルロット「あら、その枕詞は不要でしてよ?」

アンジェ「は、はっきり言うのは恥ずかしいんですっ……!///」

シャルロット「(恥じらうアンジェ様可愛すぎますわああああっ!!!)」


2.お互いの第一印象について。

アンジェ「私が魔法学校に入ったばっかりのころ、一人だった私に声をかけてくださって。優しくて明るい人だな、って思ってました」

シャルロット「すごく強くて、頼もしく見えましたわ」

アンジェ「え? あの時の私が、ですか?」

シャルロット「ふふ、内緒ですわ」

アンジェ「……?」


3.相手のことをなんと呼ぶ? そう呼ぶようになったきっかけはある?

アンジェ「シャル様、ですね。あだ名呼びって親族とかすごく近しい友人じゃないと普通はしないんですけど、シャル様がどうしてもっておっしゃったので……」

シャルロット「だって、アンジェ様とは少しでも早くお近づきになりたかったんですもの!」

アンジェ「後になってシャル様が王女様だって知ったときは寿命が縮むかと思いましたよ……王族の方をあだ名予備なんて不敬もいいところなのに……」

シャルロット「あら、今はもうアンジェ様も半分王族みたいなものでしてよ?」

アンジェ「い、今はそうですけど……! ……えっと、シャル様は私のことは名前で呼ばれますよね」

シャルロット「そうですわね。アンジェ様のお名前の響きが好きなのであまり略したくないというのもありますわ」

アンジェ「……今更ですけど、もう私に様付けはいらないんじゃ……?」

シャルロット「何をおっしゃいますか! アンジェ様はわたくしの不動の最推し、わたくしの心を照らす唯一無二の太陽なのですわ! 敬意を払わずしてなんとするのです!」

アンジェ「そ、そうですか……(最推しって何……?)」


4.喧嘩はする?

アンジェ「……しない、ですね。シャル様は優しくて、いろいろ譲ってくださるので……いつも申し訳ないくらいです」

シャルロット「アンジェ様は少々遠慮が過ぎますのよ。むしろこれくらいやって当たり前ですわ。……何ならもっと無理難題を吹っ掛けていただけるといろいろと燃えますわね!」

アンジェ「き、聞かなかったことにします!」


5.相手が機嫌悪いときはどうする?

アンジェ「うーん、そもそもご機嫌の悪いシャル様を見たことがないので、想像つかないですね……」

シャルロット「アンジェ様がいさえすればいつでもご機嫌ですわ♪」

アンジェ「えと、じゃあ私が機嫌悪そうだったらどうします?」

シャルロット「そうですわねぇ、とりあえず[ピーッ]してから[ピーッ]で[ピーッ]からの――」

アンジェ「きゃああああっ! それダメ! ダメなやつですううううううう!!!///」


6.相手が喜ぶこと、嫌がることを把握してる?

アンジェ「大体何しても喜ばれるので、ちょっとわかんないです……」

シャルロット「しいて言うなら、アンジェ様がご自身をないがしろにされるのだけは嫌ですわね」

アンジェ「い、いきなり真面目な感じにならないでください……!」

シャルロット「あら、じゃあアンジェ様がわたくしからのハグを心待ちにされているとか匂いを嗅ぐのも最近嫌がらなくなってらしたから多分好きなんでしょうとか、そういうことをお話すればよろしくて?」

アンジェ「わーっ! わーっ!///」


7.誕生日には何かする?

アンジェ「贈り物はしてますね。あちこち飛び回ることが多かったので、そこで見つけた美味しいものとか綺麗な工芸品なんかを覚えておいてプレゼントしてました」

シャルロット「アンジェ様からいただいたと思うともったいなくて食べられないんですわよねぇ」

アンジェ「……あの、ちゃんと食べてますよね? そのまま観賞用とかって保存してたりしないですよね?」

シャルロット「もちろんですわ! あ、でも包装などは大事に保管してますわよ!」

アンジェ「まぁ、そのくらいなら……」

シャルロット「今年は国を挙げてアンジェ様の誕生パーティーを開きますわよー!」

アンジェ「や、やめてください恥ずかしいですからっ!///」


8.お互いの部屋に入ったことはある?

アンジェ「シャル様はよくいらっしゃいますよね」

シャルロット「全身でアンジェ様を感じられる楽園ですわ!」

アンジェ「……(変態を見る目)」

シャルロット「(あぁ、その目もたまりませんわぁ……♪)」

アンジェ「私もたまにお邪魔しますけど、シャル様のお部屋ってあんまり物がないですよね?」

シャルロット「あぁ、それは留学が長かったからですわね。溜めるほど物を持っていないのですわ」

アンジェ「……あれ、でもそういえばさっき話してた包装とかそういうのも見た覚えがないような……?」

シャルロット「……(満面の笑顔)」

アンジェ「つ、次いきましょう!!!」


9.ここだけは直してほしい!

アンジェ「……たまに変態なところ」

シャルロット「わたくしから変態を取ったら何が残るというんですの!?」

アンジェ「いやいろいろ残ってくださいよ!?」

シャルロット「わたくしからは……そうですわね、先ほども申し上げましたが、もっとご自身を大切にされてほしいですわね」

アンジェ「ぅ……ぜ、善処します……」


10.不意に相手が泣いているのを見てしまった、どうする?

アンジェ「抱きしめて、全部受け止めます」

シャルロット「……わたくしも、同じことをしそうですわ」


11.平常時、非常時、主導権はどっちにある?

アンジェ「いつもシャル様が引っ張ってくれて、すごく頼りになります」

シャルロット「まぁ、振り回してる自覚はありますわ。今更ですがご迷惑ではなくて?」

アンジェ「全然。シャル様が私のことをすごく考えてくれてるの、伝わってますから」

シャルロット「……ふふ、ならよかったですわ♪」


12.相手が罪を犯したらどうする?(一緒に逃げる、自首するよう説得する、血に汚れた手を洗ってあげる…等)

シャルロット「わたくしがアンジェ様の罪をかぶりますわ!」

アンジェ「絶対にダメですからね!?」


13.自分だけが知ってると思う相手の豆知識

アンジェ「シャル様の縦巻きの髪の上にはティーカップが載ります」

シャルロット「アンジェ様の太腿の裏には小さなほくろがございますわ」

アンジェ「……いつ見たんです?」

シャルロット「……(満面の笑顔)」


14.ここまでありがとうございました。お二人が登場する作品を宣伝していってください!

アンジェ「えっと……わ、私からはちょっと説明しづらいので、シャル様お願いします」

シャルロット「かしこまりましたわ。簡単に申し上げますとアンジェ様が天使な作品ですわね!」

アンジェ「や、やっぱり私が説明します! ……えっと、この作品は、働きすぎな聖女だった私アンジェが、突然偽物と断罪されて全てを失い、そして王女様であるシャル様と一緒に新しい道を探していく再出発の物語です」

シャルロット「アンジェ様がどう変わっていくのか、どのようにわたくしとの愛をはぐくんでいくのか、またアンジェ様を酷使してきた帝国がどうなっていくのかといったところが注目点ですわね。あとはアンジェ様ハーレムがどこまで広がるのかも読みどころですわよ!」

アンジェ「わ、私はそんなつもりないんですけど……!? というかシャル様はそれでいいんですか……?」

シャルロット「アンジェ様の魅力に気づける方は多ければ多いほど良いのですわ! それに、何があろうとアンジェ様の正妻はわたくしでしょう?」

アンジェ「そ、それは……そう、なんですけど……///」

シャルロット「まぁとにかく、『聖女』、『百合』、『追放』、『ざまぁ』あたりでピンときた方はぜひご一読くださいませ!」

アンジェ「その、かっこいいシャル様も見られるので、読んでいただけると嬉しいです……!」


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『偽聖女と断罪されて婚約破棄の上国外追放された私は、何故か隣国の王女様に溺愛されています。』

https://kakuyomu.jp/works/16818093078373122440

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