夏休み! の学生さんに思うこと


 暑いですね! おはようございます! 夜明け……はとっくに過ぎとるやろがい! の独りごとのお時間です\(^o^)/


 さてさて今日はやっと佐賀グルメ編……ではなく(ごめんなさーい)、私の影響でカクヨム活動をしだした娘がいるもので、カクヨム上でも小中学生の顔見知りが出来るようになりました。


 私は子育てが好きです。というか誰かを見守ることが好きなんだと思います。


 昔は子どもが好きなんだと思っていたのですが、無条件にどんな子も好きというくらいの子ども好きではないし、「無礼だなー、親の躾がなってないな」みたいなお子様はやはりゴメンではあります(笑)


 でも子どもに限らず、一生懸命な人、自分をどうにかしようと頑張っている人を見るのは好きで、応援したい! という気持ちになるので、特に子どもの頑張りや失敗にはお節介にもファイトを送ってあげたくなるタチです。


 カクヨム上のお子様たちは、その年令で『人に読ませよう』と言う文章を考えて作っているのですから、学校の成績は知りませんが皆さん『賢い』子達だと感じています。


 はじめは拙い文章だったとしても、大人とは違う速度で見るたびに文章力が上がっていくのを目撃することができます。


 プロフィール画面で中学生の表記があると「中学生か~、中二病満載のイタイ文章見せられてもな」なんてブラウザバックしてしまう人もいるのではないでしょうか?


 でもちょっと待ってください!!


 貴方が中学生の頃、小説を書いてどこかに投稿したことはありますか?

 自分で物語を作って、完結させたことがありますか?

 そして自分の作品にコメントを貰ったことがありますか?


 私は中学生の頃、イラストや漫画を描いていたことはありますが、小説は書いていませんでした。漫画も完全に一本描ききったことはなかったように思います。


 時代が違うので、書いたものを認められるには出版社に応募するしかありませんでした。あとは学校の友だちと回し読み。


 出版社に応募するほどの作品は描けませんでしたし、友達と回し読みはしましたけれど、学校内の数人の小さなコミュニテイの話です。

しかもその中でちょっと上手ければ「じょうずー!!」の言葉しか返ってきません。


 自分の作品のここが良い、ここがダメだ、じゃあ何が良い? というような会話は、専門学科のある高校に入学してからでした。それでもそのコミュニティは学科内だけの話です。

東雲が高校生時代にはネットも普及しはじめ、自宅には自由に使えるパソコンがありました。でも当時は自分でホームページやブログを開設し、自作を載せることしかできません。田舎の、ちょっと上手いくらいの学生のホームページなんて誰も見はしないのです。


 ですがカクヨムでは無料で色々な作品が読めて、気軽に誰でも投稿できて、尚且つ気軽にコメントして交流がはかれます。そして子どもでも、投稿した作品が書籍化するという可能性もあります。


 ネットの弊害や危険性ももちろんありますが、書いて読んでもらってコメントを色んな年代の人からもらえる環境というのは、成長期の子どもにとって凄いことだと思うのです。


 だからカクヨムに参加している学生さん達はメキメキ上達していきます。


 コメントが来て、それに返すことにより、受け答えの仕方も学んでお子さんとは思えないほどの礼儀正しさでコメント返しをされている。その成長ぶりを見ると本当に感動してしまいます。


 もしかしたら、この中から将来素晴らしい作家さんが生まれるかも。


 そう思うと、その経過を目撃できる事が素晴らしいことだと思いませんか?


 もしかしたら数年後、カクヨムのことなんて忘れてぜんぜん違う事をしているかもしれません。でもそれでも全然いい。無駄になることは一つもないと思います。


 最近学生さんの投稿を読んでちょっと引っかかるのは、中高生ほどPVの上がり下がりを気にしたり、投稿が滞ってしまったり誰かに意見をもらったりすると「すみません」とか「ごめんなさい」と謝っているのをよく目にすることです。


 最近の子ってとても素直だと思います。わりと大人のいうことは聞かなきゃと思っている子が多い。


 でもねー、ここはカクヨム。好きでやっている趣味の場。


 プロの作家さんならいざ知らず、例え更新が遅れようが、読者好みの作品が書けなかろうが、話に矛盾があろうが知ったこっちゃないはずなんです。


 相手を思って書いてくれた批判は有り難く受け取ればいいし、今後の参考にすればいいと思います。もし指摘部分を直してみて「ほんとうだ! もっと素敵な作品になった!」と自分で感じるなら直して「ありがとう!」と思えばいいと思います。


 でももし全部受け入れて直して執筆活動が『楽しくなくなった』ら?

 それは果たしてその子にとっていいことなのでしょうか。


 指摘してくれた人が悪いわけではありません。相手は良かれとアドバイスをくれただけなので。

 だからこそお子様作家さん達に言いたい。


 楽しく書こう! まずは思うがままに! そして恐れず発表しよう! 最後まで書ききろう!


 不格好でも書ききって、気に食わなかったら後で見返してまた書き直せばいいんです。それが数年後でもいい。


 黒歴史になるかも? 


 いいいい!(笑)大人もみんな黒歴史を持って大人になってるんだよ(笑)カクヨムにいる人なんて98%は黒歴史持ちだよきっと(笑)


 大人になって、社会に出た時に締め切りを守らないとか、そういう事はよくないけれど、ここは貴方たちのペースで楽しく活動できればいいんです。

追い詰められながら、必死に書くのは大人になってプロを目指す時でいい。


 スポーツなんかは追い込まないとダメなときもあると思いますが、創作は心が豊かじゃないとやはり行き詰まると思います。追い詰められて出来る作品もあると思いますが、子ども時代にそれをあえて書かなくてもね。


「ごめんなさい」なんて謝らないで。のびのびやっておくんなまし(*´ェ`*)


 そして大人の皆さんも是非若い彼らを付かず離れずの距離で暖かく見守ってあげてほしいなぁと思います。


 なにはともあれ学生たち! 夏休み楽しんでーー!!\(^o^)/


 馬鹿みたいに書いてばっかりいられるのも、遊べるのも、勉強できるのも、スポーツできるのも今しかないぞっ!☆


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☆ここまで読んでくださって有り難うございます!気軽にコメント等いただけると大変喜びます!☆


 

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