君に綴る手紙
詩
プロローグ
あなたは、罪を犯したことがあるか?
――いや、別に殺人とかじゃない。
悪いことをしたことがあるか、ということだ。
誰しも、ひとつぐらいあるのでは無いだろうか。
これは、重い罪を犯した少女の、謝罪と感謝の手紙。
何をしても許されない。
疲れた、死にたい。
もう、いや――。
日常が重い。
1日が、長い。
あなたはそんな気持ちを感じたことがありますか?
――とっても惨めで、悔しい気持ちを。
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