自主企画回答大塚・近藤編
大塚:僕らが呼ばれるのはさすがに苦し紛れすぎない?
近藤:作者たっての希望らしいよ。俺らメインのまだ完結してない中編があと三本あるって。
大塚:それエタってるってやつじゃないの。
1.名前とお互いの関係について。
大塚:大塚です。高校受験の塾で知り合ったのが近藤との出会い。お互いそこそこの成績で、音楽の趣味合うじゃん、って気づいて仲良くなった。
近藤:近藤です。大塚とは聞いてるバンドが結構かぶってて、受験終わったらギター買おうと思ってるんだよねって言われてじゃあバンドやろうよって俺から言った。
2.お互いの第一印象について。
大塚:真面目そうだな〜あ、でも意外と趣味いいじゃんっていう。校則順守!みたいな髪型で、ワイシャツの第一ボタンまで締めててうわ仲良くなれねえって思った。
近藤:チャラそうだな〜あ、でも意外と成績いいじゃん(大塚:真似しないで?)。カーディガンの袖がだるっと長くて、ワックスつけた髪の毛の先ずっといじってて、でも要領いい受け答えとかできるから先生受け悪くない感じが胡散臭かった。本当によく俺からバンド誘ったと思う。
大塚:……え、今顔色伺った? 近藤がそう思ってるんだろうなってのは知ってるしなんでもいいよ。
3.相手のことをなんと呼ぶ? そう呼ぶようになったきっかけはある?
大塚:近藤が下の名前で呼ばれてるの見たことない。
近藤:親族くらいですかね…大塚のことも最初に下の名前で呼ぼうとしたら名字にしてって言われた。
大塚:自分の名前そんな好きじゃない。
近藤:アキノリ?
大塚:うわ急に呼ばれると気持ち悪りぃ!小学校の頃とか「あっきー」呼びがヤだった。
4.喧嘩はする?
大塚:僕がいいじゃん別に、って思ってることに近藤が良くねーだろって言うのがだいたいのパターン。
近藤:いやマジで良くないだろってこと多いから。お前はノリで生きてる。福島誘ってバンド始めてから、一瞬うまくいくようになった気がしたけどすぐにバンドのことでめちゃくちゃ喧嘩するようになったよね。もう全員丸くなったよ。
5.相手が機嫌悪いときはどうする?
大塚:「なんか機嫌悪いな(笑)」って思って見てる。
近藤:俺がたしなめ役になるのやめたいんだけど、結局たしなめて解決しようとしてる。まあバンドのギタボが機嫌悪いと士気下がるからさ…。あと思い出した。前にこいつの彼女に「怒らせちゃったかもしれない」って相談されたことあって、俺に聞くなよってムカついた。
大塚:それ近藤も彼女とうまくいってなかったときだったからでしょ(笑)
6.相手が喜ぶこと、嫌がることを把握してる?
大塚:理系人間。勘で決めるみたいな論理的でないことでイラついてる。逆に理詰めで言い返されると結構いきいきと応戦してる気がする。僕はしないけど。
近藤:そうやって人を文系理系で安易に分けるのは良くない。大塚はシンプルに褒めると喜ぶ。本人についてもそうだけど、聴いてる曲とか。
7.誕生日には何かする?
大塚:何もしてないかと思いきやなんだかんだ僕はプレゼントあげるよね。
近藤:今年はベースの弦ね。ちょうど張り替えようと思ってたからいいけど。一応もらうから返す。
8.お互いの部屋に入ったことはある?
大塚:高校一年のときとか、スタジオ代ケチってうちで練習したり。福島誘ってからは美術室にたまるようになったけどそれからもたまにやってたよね。
近藤:同じ感じでうちに来てたときもある。福島はないけど、俺らが自分の部屋にお互いを呼ぶ理由の9割は、持ってるCDと音楽雑誌見せびらかすためです。
9.ここだけは直してほしい!
大塚:これ、僕より近藤の方があるでしょ(笑)
近藤:連絡気づいたらすぐ返信してとか。わかってんなら頼むよ。
10.不意に相手が泣いているのを見てしまった、どうする?
大塚:近藤が泣いてもあんま動揺しないかも…こいつ泣くだろうなーってなんか納得できるというか。一番は高二の文化祭ライブ終わったときとかだね。
近藤:あれは三人ともボロ泣きしましたね。それ以外だと、俺は動揺すんのかな。まあ本当になんの脈絡もなく泣きだしたら怖い。
11.平常時、非常時、主導権はどっちにある?
大塚:たぶんバンドの主導権自分が握ってるって思ってるのは近藤。でもさ、僕思うんだけど本当にバンドが動き出したのは福島誘ったことだから、真の主導権は福島なんじゃないかね。
近藤:福島は主導権とかじゃなくて、キーだと思う。練習の予定とか、計画立てるのは他2人はやらないから俺主導。でも大きな決断を下せるのは大塚なんだよな。方向決めるのが大塚で実際オール漕ぐのは俺、みたいな。
大塚:なんでそんな自己犠牲精神あるの?
近藤:そう思うならせめて返信してくれ。
大塚:てか2人組の企画なのに結局3人になってない?
福島:え、俺? 俺もうさっき平野と答えたよ。
12.相手が罪を犯したらどうする?(一緒に逃げる、自首するよう説得する、血に汚れた手を洗ってあげる…等)
大塚:さあ…
近藤:作者的にはどうなんですか?
作者:作者です。大塚は要領良くフラッとやり過ごせるけど絶対相手のことを見放さないから血まみれの手を取って一緒に堕ちていく。近藤は自身の正義のために身代わりにでもなるつもりでいるのに、結局最期に1人遺される。そういうタイプ。
大塚・近藤:へえ…
13.自分だけが知ってると思う相手の豆知識
大塚:こいつは初めて買ったCDはレッチリって言ってるけど本当はその前にオレンジレンジ買ったのが初めて。
近藤:やめて。くだらないからいいけど。人が知らない大塚の話、って彼女絡みしかないかも。付き合った人数(微妙も含)でも答えとく?
大塚:結構でーす。なぜか近藤って「相談しやすい彼氏の友達」枠になりがち。
近藤:で、渦中にいるはずなのにあんまり状況わかってない福島ね。
福島:え、まじ?
14.ここまでありがとうございました。お二人が登場する作品を宣伝していってください!
作者:自分の頭の整理を兼ねて書きました。既存の中編「エスキース」では「福島誘ってバンド始めた」の部分しか出てきません。
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