第13話
2月18日千葉ロッテ ラビッズの試合
3番ショート 柊 と掲示板に書かれている。
今日もスタメンである。
今日の天気は晴れである。
相手ピッチャーは、137kmのストレートにスライダーが大きく曲がるのが特徴のピッチャー。
球速は出ていないが、コントロールがいい。
1回裏、1打席目、2アウトランナーなし。
ピッチャーはスリーウォーターで投げる。
1球目ストレートをアウトコースに決められる。
2球目アウトコースに大きく曲がるスライダーを流し打ちする。
打球は、1,2塁間を抜けてライトに転がる。
今日1打数1安打となる。
3回裏2打席目2アウト、ランナーなし。
相手は涼しい顔をしている
1球目、カーブをタイミングがずれてバットの先に当ててしまい。
ファーストゴロとなる。
これで2打数1安打。
6回裏3打席目0アウト1塁
今日は、ヒットを打っているので。気楽に構える。
なんてったって13打数11安打と絶好調なのだから。
相手は変わらず、137kmのストレートを投げる先発ピッチャー
1球目のインコースのストレートを見逃して、ストライク
2球目、3級目、高めのボール球を見逃して、2ボール1ストライク
4球目インコースのスライダーを腕をたたんで打つが、鋭い打球をサー
ドが真正面で取る。
これで、3打数1安打。
4打席目は凡退して
4打数1安打
試合は5対3で勝利した。
合計、15打数11安打である。
まだ打席数が少ないこともあるけど、打ちすぎである。
打率は7割を超えていた。
2軍監督戸塚
「柊はいい選手だね、彼は凡退が少ない。」
「逸材を発掘したかもしれません、今の時点で15打数11安打も打っています。
ホームランも2本ありますし、成績が良すぎて、心配です。」と池田コーチが言う。
「まあ、今後に期待だね、」
寮に帰ると、園田先輩が待っていた。外野手の選手である。
「柊くん、調子が良すぎるんじゃないか、ちょっと安打数分けてほしいよ」
「いや、なんか目がさえていまして、調子がいいんですよ」
「ゲームしよう、格闘技ゲーム」
「いいですよ」
園田先輩の部屋で格闘技ゲームをした。
それから、練習試合5試合して、
40打数、16安打となった。
一試合ヒット1本打ち、いままでのようにはヒットを打てなかったけど、
それでも4割の打率を残している。
2月の下旬になり、春季キャンプが終わった。
基本的に全体練習が多かったが段々慣れてきて、先輩たちに合わせることができてきた。
練習試合もちょこちょこやって、アピールできて、なんと1軍に呼ばれた。
あれだけ、成績が良かったら呼ばれるのだろう。
打率400を残していた人は僕しかいなかった。
1軍に呼ばれた人は園田さんと、安藤さんである。
園田さんは、打率300のホームラン3本 打点8
安藤さんは、打率320のホームラン2本 打点7
と成績を残している。
一軍に帯同して、オープン戦を戦う。
合計20試合も戦う。ここで自分の調子を見ることができるし、アピールすることができる。
3月2日福岡チーターズの試合
僕はベンチに入る。
初めての1軍のオープン戦にそわそわする。
相手ピッチャーは155kmの剛速球である。
1軍になるとレベルが違うとおもった。
今日は出番がなくて、試合が終わった。
6試合ぐらい出番がなくて、
3月13日の東京モモンガーズの試合で代打ででることになった。
7回表に代打、柊と呼ばれて、右バッターボックスに立つ。
相手ピッチャーは185cmの長身であり、フォークが特徴的である、
150kmのストレートと135kmのフォークである。
1球目、目を慣れさせるために見送った。高めのストレートでストライク
2球目、インコースのストレートは綺麗に左中間に弾き返した。
僕は、1塁を回って2塁にいく、相手のセンターはボールを拾って中継のショートに投げる。すでに2塁についた僕はガッツポーズをする。
1打数1安打である。
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