スターライト

@I-Nameless

第1話

西暦20✕✕年代、

持続可能な開発目標は達成不可能と各国は相次いで判断した。

其処で開発目標は大規模な変更をしてから半世紀が過ぎようとしていた。

ちゅーごむ保有のスペースコロニー『スターライト』へ接近をする一隻の宇宙船が有った、

「…生徒手帳良し、学生証良し、換えの下着類良し」

「おい見ろよ『スターライト』だぜ!」

「すっご〜い!」

乗客である多くの少年少女達はこれから到達するスペースコロニーの姿を見て感激した。

宇宙船操縦室内

「船長レーダーに反応。べーこむのです」

ねこの副船長はかえるの船長の報告に無言だが短く頷いた、

無線越しに警告メッセージが来た、

『此方べーこむ宇宙軍所属第103衛星軌道警備隊。貴船の所属、目的の確認を問います』

「此方は民間宇宙船『リー号』本船は民間人の輸送をしている」

船長が無線でそう伝えた、

『確認の為に当船のランデブーを求めます』

「許可出来ない」

『クルーと乗客のリストの…』

無線が途中で停まった、

『べーこむ宇宙軍へ警告する!べーこむ宇宙軍へ警告する!此方はちゅーごむ宇宙軍第1艦隊所属警備艦、ちゅーごむの領域に侵犯している直ちに交代せよ』

『勝手な領域の設定は認められない』

『ならば此方は威嚇射撃を敢行する』

宇宙警備艦の甲板の一部が開き、其処から2連装機関砲が顔を見せた、

2連機関砲が火を吹くと同時に弾丸と空薬莢が宇宙に広がった。

べーこむ宇宙軍警備艦は回避に専念した、

この間にリー号はこの場を後に出来た、

スターライト宇宙港

多くの少年少女達は宇宙船から降りて直ぐに、

『ようこそスペースコロニー『スターライト』へスターライト学園入学の最終チェックをします』

と描かれたプラカードを手にした大人達が数名居た、

学生証と生徒手帳の確認を済ませた後、職員の案内でバスに乗り数分、

目的の建物が見えた。

スターライト学園通用門

バス数台は止まり生徒達は其処で入学式の会場の体育館へと歩いた、

体育館の奥の壁に『入学おめでとう、ようこそスターライト学園へ』の文字が書かれてた。

少年少女達がこの学園の生徒と成る瞬間のその時までに小声で色々な話しがある中。

「貴女も入学生?」

きつねの少女がさるの少女にそう質問すると、

「貴女も?私もそうよ」

「私、形葉というの宜しく」

「私はレイミョンと言うの」

入学式の後、

生徒達は其々の教室へ移動した、

「同じクラスねレイさん」

「そのようね」

レイミョンの右に形葉が座ってた。

老師が教室に入るまでの間

「ね〜あのイケメン何か格好良く無い?」

ミョンがそう言ってた所を形葉が半ば呆れて言った、

「イケメンと言う寄りイケイヌでしょ?そう言えばあのいぬ『太郎』君だってさ」

「私好きに成りそう」

「え〜?」

教室の扉が開き其処には多少恰幅のあるうしの男の人が姿を見せた、男の人はチョークを手に黒板に文字を書きこう述べた。

「今日から1年間このクラスを受け持つ事と成りました、ぎゅーまです皆宜しく」

後日

ぎゅーまは黒板に円と矢印を3つ描いた、

其々の矢印には『地球』『月』『衛星軌道』青のチョークを横にして斜め線を何回か書いた所には、

『ちゅーごむの領域』と書かれてた、

最後にその上に大きくはてなを書いて言った、

「かつてルイ=ラグランジュの提唱したラグランジュポイントが理論上は存在されたが。現実はどうなったか?この問題に答えられる人…形葉ハイ」

「正確にはジョゼフ=ルイ・ラグランジュと言う名前でしてレオンハルト・オイラーと共同研究の結果からラグランジュ点こと、ラグランジュポイントの発見に貢献された様でしたが実際には存在しなかったのと結論がでました」

「それが昨今の宇宙ステーションの開発を困難とした、このスターライトもその1つでしかも自転してる以上建物も高さ制限を受けているのだ」

「…じー」

「…一寸何処見てるのよ」

「…じー」

「分かった、太郎くんだね」

「じー」

「今は授業中よ」

形葉はそう言うと、

ミョンの肩を掴んで左右にに揺すった。

「2人共授業に集中しなさい!!」

明らかに授業に専念してない2人に対して自身の尻尾を鞭の様に降った、

何処も当たらなかったが。

2人は頭を下げて、

「「ごめんなさい」」

と言った。

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