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  • めんくいさまの御饌への応援コメント

    面白かったです!👀

    ところで、めんくいさまは麺は食わないんですね

  • めんくいさまの御饌への応援コメント

    いいですねー


  • 編集済

    めんくいさまの御饌への応援コメント

    人って面白いもんですよね。
    好きな人に幸せでいて欲しいのと、好きな人が自分よりも誰かを大事にしてるのを許せない。そういう相反した心が二つある。なんなら自分のものにならないくらいなら滅んでしまえとすら願ってしまう。どこまでも恋は、心を脳を倫理をも破壊してしまう。

    面食いな神を面でなく心で惹いてしまう存在。だけど自分の方が好かれてるなら、自分の方に従ってくれると思ってしまうだろう。そんな試し行動をしてしまう。
    それが世界を滅ぼしかねない存在だとしても、そもそも恋も彼も盲目。見えもしない世界と、見えてる好きな人どっちを選ぶ?
    普通の人間だってニュースや教科書でしか見たこともない戦争やらの悲劇に対して、自分で何かしないととは思わない。それを他人事と思わずに何とかしようとできる英雄が、この国には何人くらい居るんでしょうね?

    それでも大体の人は自分の家族、より多ければ自分の組織や仲間達、もっと広ければ国を守るという意識はある。それも一つの愛。
    でも人間の手で守れるのは僅かなもので、過去の災害に対して備えたり、後世の者に危険を伝えたりすることはできても、それすら継承した人々は忘れたり棚上げしたりして、最後は忘れられていく。
    その結果として出会ってしまった本物の荒ぶる御霊に対しては慰霊……そう、祈る事しかできない。どうか、どうか鎮まりたまえと。なんとかなってくれと。

    だから、悪意ある誰かが力を握ってしまえば容易くバランスは壊れ、全ては傾いていく。
    これも一つのセカイ系なんだと思います。本当は誰もが私や誰かが世界の手綱を握っていて、こうなるかもしれない事を分かった上で、Gルートを、最悪のルートを選んでいくのかもしれない。小さな小さな「めんくい様」に魅入られてるのかもしれない。

    これは、そんな当たり前の事から人々が目を逸らした結果。最終決定権を持つ者の、その選ばれた者の選択に、全てが喰らい尽くされるかもしれない物語なのかもしれません……お後味が宜しいようで?ご馳走様でした。