私の復讐劇

真琴

極悪人には処罰を

私はを追っている


紺色のスーツを見にまとい、腰には銃を潜ませて


奴らは群を成して、各地に潜んでいる


私は手段を選ぶのをやめることにした

この七日以内に必ず奴らをとっ捕まえて死刑にしてやる


犯人が多すぎるため、組織への侵入は難しい

奴らの居場所もわかっているのに何もできないことがもどかしい

必ず奴らを後悔させてやる


私の両親は奴らに殺された

私の目の前で殺すことを宣言した。

なのに私は何もできなかった。そんな私のせいで愛した両親を5歳の時に亡くした


その日から一人でも多くこんな思いをする人を減らすため、仕事をこなし、現場を仕切る立場にまでなることができた


今日は雲ひとつない晴天

私は極悪人共を裁く糸口を見つけた

奴らは私の手で天罰を下す

極悪人の悲痛の叫びが容易に想像できる


ホワイトボードに情報をまとめよう


私が情報を仕入れたのは東京都新宿歌舞伎町である。どうやら奴らの拠点と監禁場所で別れているようだ。監禁場所を設置することはリスクも多いようで、拠点より相当少ない。


次は犯人についてまとめていく

主犯格は島袋栄司しまぶくろえいじ

手下は数十人いる。奴らは建物への侵入、窃盗、さらに殺人まで行なっている


私は部下と情報を共有し、入念に計画を練った。彼らの動きを見ていた部下からの情報で新しいターゲットを二日後誘拐することがわかった。ここを狙い、奴らを捕まえる


--二日後--


今日はついに奴らを捕まえる日だ

捕まえる手順をもう一度みんなで確認し、いざ現場へ向けて出発する


車内では皆の緊張を肌で感じる

私はどこか落ち着けず、銃を何度も確認してしまう


ついに現場に到着し、部下に合図を送り、ドアを開ける

すると目の前には島袋とその手下が立っていた


「島袋! 必ずお前を殺してやる」私は自身の理性を抑えられず、叫んでしまった

島袋は微笑し、「そうか。やってみろ」と言った


私が銃を構えた

それと同時に島袋の手下が私に覆い被さり、それを防いだ

私は何かで手を拘束され、身動きを取れなくされた。私は車に積まれ、私の復讐劇は幕を閉じてしまった


--十二時間--


???「島袋さん。あいつはなんなんですか?」茶髪の若い男が質問する


島袋「あぁ、あいつは竜崎武りゅうざきたけし。二十年前私が彼の両親を捕まえた。」


若い男性「竜崎……どこかで聞いた名前ですね」


島袋「あぁ、大きなニュースにもなったからな」


若い男性「そうか! 十二監禁殺人事件の犯人の名前!」


???「島袋署長! 資料作成が完了しました」黒髪の清楚な女性の甲高い声が部屋内に響く


島袋「感謝する。そうだな、この案件の名前が必要だな」


清楚な女性「でははいかがでしょう」


島袋「あぁ、それはいい。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

私の復讐劇 真琴 @mak0319

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ