第80話 負け犬
プツンと電話はきれる。
「おい。ハナ。」
「カオル。どうする?コイツ使える?」
「使える?」
「これからの悪行のためにコイツの存在は放置しといてもいいのかそれとも消すべきなのか、どっち?」
「……………」
ハナの言う通りサキは使える存在である分、逆に鬱陶しい存在でもある。あの性格だ。人に言うことはしないが自分から止めに入ることはあるだろ。だから悪行のためには放置出来ないヤツではある。だがアイツのおかげでポイントがたまったのも事実だ。だからそうだな。1発レイプでもしてみるって手もある。だから………
「残すか。ちょっと不安要素があるけど。」
「分かった。じゃあ」
スマホを使い電話をかけるハナ。パスワードがあるはずだけどまぁいいか。
「もしもし?ねー!カオル?」
「ワタシハナ。」
「アカツキさん?だから何でアカツキさんが?」
「あんなにビッチって言ってやったのに効かないのか?」
「いや、傷付いたよ。傷付いたよ。」
「ワタシは今カオルと共に遊んでます。」
「え、学校…………」
「優等生ぶるなよ。クソが。」
「え?」
「一応言っておく。お前は一応残されただけの存在だ。だから自惚れるな。」
「自惚れるな?いや、意味がわからな」
「じゃあさようなら。負け犬。負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬負け犬」
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