0からBIGを目指す半グレ集団
迅帝
第1話 俺等、新たなる地に足をつける
「ここが俺達が新しく住む国ですか〜。なんかワクワクしてきたな!」
「そうね。わたしたちは元の国では指名手配をかけられちゃってる身だし、しかも情報によるとこの国は他国との物品だけでの貿易をしているだけで、捕まったら元の国に強制送還とかの話はないみたいよ。」
「まじかよ!今の俺等にとっては好都合な国じゃん!」
「だからといって油断はするなよ。この国の方は死刑とかはないらしいが、重度の犯罪のほとんどが成功ができていないらしいぞ。それに秘密裏に調査もやったときもあったが、犯罪後の犯人逮捕率が脅威の99%らしい。」
「ほぼ不可能というわけだが、俺等にとっちゃそれは関係ない。...てかいつの間に調べてたん?まぁBIGになるためにはこの道を必ず通る道だ。......よし、皆で頑張ってやっていきましょう!」
「「「「おお!」」」」
(と、ここで登場人物の紹介だ。
まずこの、主人公でもある俺の名は「ヴェルグ・シュトル」。愛称は「ヴェル」。眼鏡を掛けているやつが「イベル・ラクス」。愛称は「イクス」だ。隣にいるグラマーに近いこの女は「ジュディス・ウェイター」。愛称は「ジュディ」。残りは双子であり、何かと俺と腐れ縁を持っている「グリス・ロール」と「ヤニス・ロール」だ。二人の愛称は「グリス」と「ヤニス」だ。このメンバーの名前を覚えてくれてたら俺は嬉しいぜ)
俺等は空港でのチェックを終え、外に出たが、あいにく今の所持金はなんとか一週間は生きれるか生きれないかだった。
「まずは何かしらの職から探しますか?」
とイクスが言った。
これに関しては賛成だし、金がないと暮らしてはいけないからだ。
「そうだな。でも職に就くとしても何かしらしないといけないだろ?」
「じゃあ、警察官の人に聞いてみる?それかここに住んでいる住人。」
「それはナイスアイデアや。「手っ取り早くて助かるわ!」」
みんなも同意見のようだ。
「じゃあ、行動に移しましょ。」
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