堕天しそうな天使

憂鬱ちゃん

第1話 絶望と混乱の世に

「世の中は腐りきっている。」

そんな言葉しか似合わない世界へと人々の自殺は後を絶たなくなった。

2XXX年、日本は崩壊寸前だった。自殺者は後を絶たないし、海外へ逃亡する人も少なくはなかった。

そんな中神々は議論していた。

「勝手に禁断の果実を食べ、戦争し、挙句の果てには自殺だ。救いようもないね人間は、」

「ですが、もうかなり時間もたったのですし救いの手を差し伸べて差しあげては?」

などと言った色んな意見が飛び交う。

「天使を派遣し、人間の振りをしてもらい救いの手を差し伸べてもらおう。」

こういった意見に収まったのである。

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