貞操逆転世界で男で唯一魔法が使える男が奮闘する

スライム

第1章

第1話逆転世界に来たらしい

「え?俺死んだんすか」

突然神と名乗る人物にそう告げられた。って言ってもなんとなく理解は出来る。


だって俺の周りはほわほわとした白い霧に囲まれているんだもん。


「納得できたかな?早速本題に入るが君は僕の手違いで死んでしまったんだ。」

ふざけんなこの駄神め!


「ふふっ。心の声って神には聞こえるんだよ」

「すいませんでした。」

見てみろこの最強土下座をな!

あっこの声も聞こえてるんか。


「まぁいいよ。怒る気持ちも分かるしね。ということで君を特別に転生させてあげよう」

マジで?最高じゃん


「ということで君は剣と魔法ファンタジーの世界に行ってもらおうかな」

ありきたりだな。まあ、昔から魔法使ってみたかったし楽しみだな


「嬉しそうで何よりだ」

なんだか心読まれるって気持ち悪いな。


「ふふっ。ということでもう転生してもらうからよろしくね」

そうして俺は転生した。


「良かったですね!奥様」

「えぇ、本当に本当に嬉しいわ」

「そうだ、この子の名前は、蒼真にしようかしら」

「いいと思いますよ奥様」


4年後……

やっと体に自由が効くようになってきた。

俺の名前は石上蒼真というらしい

ちなみに俺の母石上空はとても美人で優しい。


この世界は貞操逆転世界で男女比率は1対

100とからしい。町並みは西洋的な感じだ。


なのに日本人の名前とかなんだよな。



分からんまぁいっか。


「てか、神様貞操逆転世界てどういうことすか?」


俺は聞こえるはずもない神に向けて言った。


そうだ一応言っておくけどこの世界では男は魔法を使えないし力も弱いらしいし、女性のことを酷く嫌っているらしい。


まあ俺は力も前世よりは弱いけどそこまで弱体化してないし、魔法も使えるんだけどねそれに女性のことも好きだ、でもいまだにコミュ障な部分は治っていない。でもこの世界の男に比べたら凄い方だ。

これらが転生者の特権かな。



「蒼真ご飯が出来たわよ」


「うん、今日も美味しそうだね母さん」


「嬉しいわお母さん蒼真に毎日感謝されてい

つ死んでも後悔ないわ」


「嫌だよ死なないで母さん」


「冗談だよ、蒼真本気にしないでよ。蒼真が大人になるまで面倒みるわ」


食事を終えると俺は母さんに内緒で魔法の訓練をしていた。母さんに一度魔法が使えることを言ったら

「蒼真は天才なのでもね、外で使うと悪い大人の人に実験体として使われちゃうから。使っちゃダメよ」


そう言われたからこっそり練習している。


この世界には魔法適正なるものがあるらしい。

一人に一つ基本的に適性があり、複数持ちは天才らしい。


全適正持ちの俺はなんでしょうね。

神かな?なんてね、でも全適正ってやばくね。興奮してきた。


そうして彼の無双物語?が始まろうとしていた。





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