はぐれ転生者で異世界活動。 ～追放されて絶望した少年が英雄になる為の最強な方法！！

第一章『異世界からの来訪者』

第一章プロローグ〜転生したら異世界だった〜

　あの時、タイミングが違っていたら運命が変わっていたかもしれない――

「取り返しがつかないことになってしまった」

　俺は心の中でそう言って深く絶望した。

これがいわゆる詰んだ、という状態なのだろうか。

　これからどうやっていけばいい――、

　どうしたらいいか自分ではわからなかった。

　ボタンの掛け違いで、まさかこんな大変なことになるなんて思ってなかった。

　――ある日、王国で異界の人間を召喚する儀が執り行われた。

　粒子と光に包まれた少年、ヒロアキは

　見知らぬ国と固い地べたの上に立っていた。