第27話バレンタインチョコについて9

「んんん、迷惑だとは思ってないから、ドンドンぶつかって来て構わないんですか?

 あー、良いんですか、そんな大胆な発言しちゃって。私は猪突猛進ガールの異名を持ってるんですよ。せ〜んぱいに遠慮無くぶつかっちゃいますよ。良いんですね」


「ハイ、ホントに良いんですね。器が大きくて、優しさの権化ですね。

 全くもう、せ〜んぱいには敵いませんね。

(極小声で)だから大好き。

 イエ、なんでもありませんよ」


「んんん、バレンタインチョコレートの数を当てる件はどうなったのかですか?

 結論から言うと、分かりませんし、せ〜んぱいも正解を言わないで下さい。私がせ〜んぱいの事を知りたかった、ただ単純にソレだけのお話です。

 確実に言えることは、次のバレンタインデーで、私からせ〜んぱいにバレンタインチョコは渡しますよ。ただ、そのバレンタインチョコが義理チョコか、友チョコか、本命チョコかは、今後のせ〜んぱい次第ですからね。楽しみにしてますからね」

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