スペースランドエンター
鏑木レイジ
第1話スペースランドエンター
まわり続ける目まぐるしい息苦しい渇望の、乾いた動物の皮に、息をかける、生きかける月に、満月の晩の安らかな息、囁いてウィスパー。声がする、あなたの優しい声が。
消えるような痛みに、瞬間のスペース
空白の残響が、孤独の宴に参加する。酸化していく魂に、かける液体は、肉体の鼓動。
同化していく瞬間に、感じ合うことは、美しい
先走って、視線が、泳ぐ、見ているままに見初めるなら初恋の言葉は、夏の宇宙船。
ふかした鳥に、色とりどりのカラー。
紫煙に染まる、髪型が、クールにさえて、シャウトする、リーゼントリザーブ。
グラスの底に残った液体は、ただならぬスペースランド。そして、エンター。
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