MAGICリボルバー
@owata_san
第1話:冒険者の、女......?
ここはファンタジーな世界
ステータスやレベルの概念があったりと
そんなゲームのような世界。
そんな場所に1人の女...ゲフンゲフン女装男の物語である。
「女じゃねぇよォッ!」
そんな大声がギルド中に広がった
「うわっ...びっくりしたぁ...急に声を上げてどうしたんですか?綿毛さん......」
そうこの、大声で声を上げている女装男は、
この物語となる主人公空内 綿毛である。
「いやーなんか、どこかで女って言われたような気がして...ごめんな、ギルドマスター」
「そりゃ、最初はそう思うでしょうに、言われないと分からないし、、、そんなフリフリな黒いスカートに、緑メッシュのロング髪、ついにはミドルボイスなんて女のそれですよ。」
「あぁ?!なんだ?下見るか下ぁ」
そういうとスカートをめくろうとするがギルドマスター珈琲に止められた。
「何してるんですか、公共の場ですからやめてください...」
「すまねぇな〜、さてとそういやギルドを受けに来たんだ、それじゃ毎度のことよろしく頼むよ」
「はい、承知いたしました、では今回のクエストは街の防衛ですね、最近ゴブリンの群れがこの街に近づいているためそれの殲滅をお願いします。」
「わかったよぉ、それじゃギルドマスター仕事頑張ってぇな〜」
「はいはい頑張りますよ、それでは行ってらっしゃいませ」
そんなこと言い手を振りながらギルドを出ていった。
そしてとある初心者冒険者はギルドマスターに聞いた。
「あ、あの...」
「はい、なんでしょうか〜」
「あのゴブリンの群れ1人で攻略するものじゃないんですか?1人だと流石にどれだけ強い人でも無理な気が...」
「あぁ...そういう事ね、大丈夫だよあいつなら。」
「は、はぁ...」
初心者冒険者は若干心配そうにして、近くの椅子に座った。
そしてこの頃綿毛はと言うと、ゴブリン退治の定位置、野原についていた。
「いやー、ぼっちっていうのは悲しいなぁ
誰か観戦とかしてくれたらいいんだけどー...
まぁ君たちは呼んでないかな?」
そう言うと、目の前からゴブリンの群れが襲ってくる。
何百、何千と襲ってきた。
「かっーこりゃ想像10倍多いなぁ、負けても保険つくかなぁ...(絶句)、まぁいいややってみないと分からんしな」
そうすると彼女はリボルバーを装備し弾を装填したあと、次の瞬間...とてつもない騒音と共に燃え広がった焼け野原だけが残っていた。
「いやーやりすぎちまったかなぁ、弾を3発も心配で使っちゃったよ、最近弾を作ることサボってたから、温存しとかないとダメなのになぁ、よしっギルドマスターのせいにしよ、よしかーえろ帰ろ〜」
そのような事を言い帰ることにした。
帰る途中、何か見えた気がしたが気のせいだろう。
「ねぇ、無視しないでよ、」
無視していた所から、そう聞こえてきた
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