第六話 過去

(俺は、翔也と会話を繰り広げた後、翔也を打った奴について説明した)

んで 俺を撃った張本人は誰なんだ 

ああ、でお前を撃った奴は 、、、

paradise sphere通称 P.S

ほう?、、で 何なんだその組織は

この世の中にいる反社会組織の一つでありさまざまな犯罪に手をつけ込んでいる

ちなみに8年前の七井区玉浦封鎖地域ビルのテロ事件もP.Sによる事件だぞ

あそこテロが起こる前は、なかなか有名だしそのビルから見える景色は、絶景らしいぞ

なるほど、確かに今はあのビル半分くらいのところにどでかい穴が空いてるしな

あの時爆風でそのビルにいた人全員亡くなり、実行犯は逮捕できず未解決に

そして事件から3年後 今から5年前そのビルは、穴に耐えきれず崩れ落ち いまは、瓦礫と土台が残っているだけ

ああ 崩れたのは確か 俺たちが11の時か

よく3年間も耐えたなあのビルは、、、でも俺にも失うものはあった

ん、何だ?

俺の兄さんはあのビルで働いていたんだ

!? 

当時観光地にもなっていたあのビルから見える景色はとても絶景だった

兄さんはその最上階の店で働いていたんだ その爆弾が破裂した時兄さんは、

何が何でもお客を守ろうとしたらしい でも遅かった

だってあの爆弾には ウランが入っていたからだ

!? ウランってあの放射線のウランか!?

そうだ そのウランが人々を溶かし、吹っ飛ばした

幸いビルの外にいた人はすぐ避難し、全員が助かったが

今も残留放射線で中に入ることは許されていない

だから封鎖地域ビルっていうんだな

そうだったんだ 当時は、俺ああ爆発したんだなという解釈しかなかったが

そんな事があったんだな

実はその時俺は、ビルの中にいたんだ

、、は? いやでも、全員死亡って

マスコミはそういうことにしている しかしあの爆発が起こる寸前俺はビルの窓から飛び出した 兄さんを見捨てて そして俺は、ビルの外にいた避難人として扱われた 俺はすぐに兄さんを助けようとビルに入ろうとしたら

                8年前


兄ちゃん! 兄ちゃん!

止まれ! ここから先は危険だ戻りなさい

通してください 兄ちゃんがまだ

だめだ!君まで死んだら お兄さんが悲しむだろ!

僕は死んでもいい! 兄ちゃんは何としてでも生きてて欲しいんだよ!

この 小僧如きが! 戻れっつってんだよ!!

(突き飛ばす音)

うう

大人しく家に帰れ!

兄ちゃん、、、

兄ちゃああああああああああああああん

うああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

ドーン、ドーン、ドーン 

この小僧 おいこのガキ危険だ取り押さえろ!

うわああああああああああああああああああ!!!ああああああああああ!!

t諤i匁悶縺弱k蜉ゥ縺蜷梧f悄逕溘t諤i匁?悶縺弱k蜉縺蜷梧h悄逕溘t諤i匁!悶縺弱k蜉縺蜷梧悄逕溘、、



、、、そんな事があったんだな 、、ごめん

こんな話させて

、、いいんだ 俺が勝手に始めた話だから

でも逆にこれは好機だ

、、、え?

お前が撃たれてすぐ俺は撃ったやつを視認したんだが、そいつは北西に向かって行った

てことはあいつが向かった場所にアジト、または本部がある

俺が生きていることを知ると、また来るに違いない

でもそうとも限らない

、、、?

あの一発の銃弾は、俺に対する宣戦布告だったのかもしれない

でもどちらにせよこっちに攻めてくることに変わりはない

P.S壊滅のために共闘しよう翔也

、、おう!

(こうして俺と翔也の協力契約が結ばれた)

と言う事で俺はΩクラスに帰るが、、

俺はもう少ししたら昼飯を取りに行く

昼飯い?早いんじゃないか

それが、、、かくかくしかじか

(事情説明中)

なるほど じゃあ昼飯の時間になったら昼飯取ってきてここに来るからな

一緒に食べようぜ

別にいいけど

決まりだな じゃな

、、、ふっ 話してみると面白い奴だったな

  行くか


「おっちゃん 今から行きます よろしく」11:07 既読

「わかった 鍵を開けとく」11:08既読


そう連絡をして俺はクラスを出た



勝負を仕掛けた俺がバカだったなあ

(俺こと須々田翔也は、桜崎修真に勝負を仕掛けたことを後悔していた)

もしあのまま殺されていたら

(そう思うとゾクっとする うう)

取り敢えず授業に間に合わなくなる 行こう

(俺は足を急がせた)



おっちゃん チキン南蛮定食とライチアイス

おう すぐに作るぜ

(いつも唐揚げ定食じゃ飽きる たまにはチキン南蛮にしてみよう

、、、鶏肉であることは変わらないけど)

坊主は鶏肉が好きなのか

、、、うぐ

そうかそうか 鶏肉好きなんだなあ 今度美味しい鳥料理作ってやるよ

本当か!

ああ 美味しいの作ってやるよ

、、、感謝する おっちゃん

いいってことよ  ほれ、チキン南蛮とライチアイス

はい代金

ありがとな坊主

じゃあ

(俺は食堂を後にした)


     8年前龍魔の葬式

兄ちゃん 本当に死んじゃったの? お母さん

龍魔はとてもいい子だった なのに何で うう

母さん今はその時じゃない まずは龍魔を見送ろう くっ

なによお あなたも泣いているじゃないの

、、、すまん

ごめんな 龍魔守ってやれなくて

、、、僕のせいだ 僕があのとき兄ちゃんを見捨てて飛び降りなければ

あなたは悪くないわ修真

ああ、龍魔もお前が生きてて良かったとあの世で思っているはずさ

でもお、、、ごめんね兄ちゃん

それでは火葬場に連れて行きますので棺を霊柩車に乗せますね

ガタン(棺が霊柩車に乗る音)

(棺を触る)

兄ちゃん

Find the target hearse and pick up the corpse.


I'm definitely looking forward to catching it for the experiment.

No.24


ok boss


Good luck


、、、うん?

ドガーン バシュ バシュ (攻撃音)

奇襲!! 奇襲です!!

は?

おそらく龍魔の遺体を掻っ攫いに来たんだろう

何が何でも龍魔を守るぞ!!おらあ!

キュイーン(チャージ音) バシューンバシューンバシューン(魔法音)

僕も戦う!!お母さん兄ちゃんを守って

だめよ!修真まで死んじゃったら

大丈夫 行ってくる!

バシューンバシューンバシューン(魔法音)

クソ こいつなかなか強い

ザギューンザギューン(斬撃音)

修真!?

僕も戦う!大丈夫だよお父さん

尻拭い感謝する行くぞ修真!!

OK お父さん

(家族もなかなか強い しかも何なんだあのガキ

とんでもねえ斬撃放ちやがって あいつを先に潰すか)

Don't die kid

僕はガキじゃねええええええ!!

お前英語わかるのか!

さっきこいつ死ねガキって言いやがった!

バギューン(強烈な魔法音)

修真危ない!!

僕を甘くみるなよカスが

foul command「Future prediction」


Don't die!!


ガキン(相殺音)ガチャ キーン(剣を落とす音)

、、、僕は相殺が案外得意だったりするんだよ

殺していいかな

ああ 俺の家族に手を出そうとしたものは重罪だ

じゃあ さようなら ふう、、、ふんっ!

ガスッ ミシッメリメリ バキッ(頭蓋骨が割れる音)

頭蓋骨陥没骨折にしてやった 即死だ

一時はどうなることかと思ったがよかった

それでは改めて火葬場に連れて行きますね

はいよろしくお願いします


それでは、火葬しますね

兄ちゃん、、8年間ありがとうございました、来世で会えたらまた会おう

(そうして兄ちゃんの体が入った棺は、焼却されて行った

これからは兄ちゃんの分も生きよう 僕はそう決心した、、、)










いきなり龍魔の火葬が出てくるなんて急展開すぎましたね すみません

それよりもこの小説のPVが一気に350以上突破しました!!

ありがとうございます PVって本当に小説を書くやりがいになるので

これからも頑張ります!














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