教養の国

 旅人は『教養の国』へやってきた。この国では十歳になると、頭の手術をする。高い教養を記録したチップを頭へ埋め込むことで、国民の格差がなくなり、皆が幸せに暮らせるというわけだ。ところがこの国の国民の言葉遣いは汚く、態度が非常に悪かった。

 話は単純だ。

 制作者の教養が低かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る