14 ◆

8月14日。


『秋期限定栗きんとん事件』上下読み終わる。

 小市民シリーズを読んでいるとケーキを食べたくなるので、コージーコーナーでピンク色のケーキを買ってきた。美味しゅうございました。ジョッキに注いだココアが少しだけ苦かったので、次回からはスティックシュガーをぶちこもうと思います。

 1年を通して放火犯に関わっていく話でした。同時進行で、微笑ましい恋模様も描かれてましたが、いやラスト。

 堂島さん推しとしては、とあるキャラに対し、常に片手が握り拳になり、貴様……! みたいな状態になって読んでおりましたが、うわ~可哀想~と思わずなるような目にとあるキャラが遭ってました。うっわー。どんまい!

 最後まで読んだら解説もありまして、自分がはじめて米澤穂信さんの作品を読んだのは、みたいな一文から始まってたものですから、はて、わての最初は何だったかなと脳味噌シャッフル。


『インシテミル』が最初だな、米澤穂信さん。


 藤原竜也さん主演で昔やってた映画。その原作を米澤穂信さんが書かれてたんですよ。一時期、映画の原作小説を読み漁ってたことがありまして、そんな時の一冊だったんじゃないかと。

 何故か中盤くらいまで震えながら読んだ気がする。先が気になるけれど怖いからもう読むのやめたいでも気になる、みたいな。でもある時点から、これ大丈夫だわ怖くない怖くないって意識が切り替わったんですよね。探偵が動き出して謎を解こうとしてくれたから、そうだこれホラー小説じゃなくて推理小説だって安心して。推理小説は大好きだもん。ホラー小説はモノによる。

 面白かったので何回も読んだな。あれって続きやんないのかな。めちゃんこお待ちしております。


 その数年後に古典部シリーズと出会い、後に図書委員シリーズを楽しみました。小市民シリーズも半分まで読んだことですし、またそっちのシリーズも読み返そうかなと考えるこの頃です。……他にも読みかけの本があるんだけどな……。

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