第6話 ひとつ、屋根の下で
「どうせ行くんだから、行くよ」
……はいッ。
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てな訳で着きました。
雪乃の家。
「いらっしゃい。雫。ゆっくりしていってね」
優しくそう言ったのは雪乃。
僕ってば信用無いのかなぁ。
捻くれてるだけなのかなぁ。
「うん。ゆっくりさせてもらうよ」
「ええ。これからは【ひとつ、屋根の下で】私達は暮らすのよ?」
「ああ。もちろん」
僕たちは家族のように過ごした。
互いが互いを支え合う関係を作り出した。
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