『鬼の身にもなれ!』

やましん(テンパー)

『鬼の身にもなれ』


人々

 『あー! 鬼だあ。退治しろ〰️〰️。』


鬼さん

 『しまった。突風がきた。見つかったか。わあ。まった。まった。子供に、野菜サラダ買いたかっただけだ。わあ〰️〰️。』


人々

 『にげたぞー。おいかけろ〰️〰️。逃がすなあ。絶対に捕まえろー!』


 鬼、それでも、レジにお金をおいて、野菜サラダ、抱えて、もうスピードで、逃げる。


人々

 『くっそう。鬼の分際で〰️〰️。早いなあ。かなわんなあ。』



レジのおばさん。

 『でも、ちゃんと、お金を置いてった。おつりを渡してない。』


人々

 『なんで、そもそも、鬼が金持ってるんだ。』


レジのおばさん

 『はあ〰️〰️。べつに、いいんじゃないの。悪いこと、なにもしてないよ。』


人々

 『鬼は悪と決まってるんでぃ。まったく、証拠も残さないし、住みかもわからない。核爆弾放り込んでやりたいよな。』



   😤😤😤😤😤😤


  鬼の里


鬼のパパ

 『かえったぞー。』


鬼の子供

 『わあ。おかえり〰️〰️☺️』


鬼のパパ

 『今日は、野菜サラダしよう。』


鬼の子供

 『え〰️〰️、やさい〰️〰️😅』


鬼のパパ

 『やさい食べないと、りっぱな鬼になれないぞ。』


鬼のママ

 『たまには、ステーキ食べたいんだって。』


鬼のパパ

 『ステーキは、恐ろしい人間が食べるものだ。鬼は、むかしから、野菜と決まっている。ふん😠💨』


鬼の子供

 『いつから、決まったの?』


鬼のパパ

 『鬼が、第三次産業革命してからだ。あれ以来、われらは、隠れて暮らしている。つかまると、ステーキにされて、食べられてしまうからな。かなり、恨まれてるし。』


鬼の子供

 『第三次産業革命って、なに?』


鬼のパパ

 『ある鬼の一族が、自由自在に姿を変える、魔法のお金を開発したんだ。払うときには、しばらく相手の手元にある。しかし、1週間くらいすると、ひとりで、帰ってくるんだ。まあ、最終的に会計が合わなくなるがな。しかし、絶対に見破れない。本物になるんだ。そら、人間には嫌われるわな。まだ、秘密だぞ。今日のおばさんには、悪かったがなあ。めずらしく、良い人だったんだ。まあ、手元に20枚もあれば、一生食える。ただし、鬼と、ばれないことが肝要だ。今日は、しくじったよ。帽子が飛ばされてね。』


鬼のママ

 『まだ、この子には、その話は、早いわ。鬼の身にもなってごらんなさい。恥ずかしいわ。』



      😈



        










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『鬼の身にもなれ!』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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