第2話 現在は

まあこんな昔話を遡っても仕方ない。


現在、俺たちは15歳の中学3年に。


多少、結愛の病弱も治ってきているのだが、病弱のため今も入院している。


「ごめんね...佳浩くん。私のために時間を割いてくれて。」


「いいんだって、俺が望んで来てるわけだし。結愛も頑張れ。」


「うん、佳浩くん。私も頑張るね。」


か、かわいいな...


10年近く、幼馴染という関係性を続けていても、やっぱり結愛が可愛いということには変わりはない。


また、体も大人の女性にどんどん近づいているらしく、出るところも出てきている。


「佳浩くん... 眠くなってきちゃった。添い寝しよ?」


そう言った結愛の顔は眠いからか蕩けていた。そしてちょっと顔を赤らめていた。


「いいよ」


そう言っちゃう私も結愛には甘いんだなと思いつつ、結愛のベッドに入る。


そこそこベッドは広いので、故意ではない限り密着はしないのだが、俺の左側に、柔肌の感触が。


「佳浩くん、もっと近づいて。安心できないの...」


「わかった。」


そう言い、俺は結愛とほぼ密着しかける位置まで移動した。


結愛は俺の左腕を握り、安心したかのように眠った。


病弱な彼女の体、早く人並みの体の強さになるよう、俺はひたすら祈るだけだ。

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