第二章 アトラス兄妹(4)

 9月12日(土)10時


 新作ゲーム「ポーキーモン ゴールデンサンVersion/シルバームーンVersion」を買うついでに「清子」とのデートを約束した「雅史」は、彼女の行きつけの家電ショップへ向かった。前回の来店で予約しておいたので、運よく購入できた。4800円(税込)。デートの待ち合わせ場所はちょうど家電ショップであるためか、「清子」が来た。


「(雅史:)グッモーニン清子。君も新作を買いに?」

「(清子:)もちろんですが、そういうあなたがたはもう買っているようで。」

「(雅史:)新作が待ち遠しくて早く買っちゃったのよ。手元にTwlトゥリがあればすぐに遊べるよ。本体の色はブラックだけどね。」

「(清子:)早急に買うとしますか。わたくしの場合は本体の色ホワイトです。」


 「清子」も同じく予約しておりスムーズに買い物を済ませた。


「(清子:)お待たせしました。ではいきますか。」


 今日の話は「雅史」と「清子」のデートである。家電ショップで買い物を済ませた2人は最寄りの商店街グラウンドへ移動した。


【商店街グラウンド】

 商店街グラウンドの特徴は「ドラえもん」の空き地のような場所だ。タイヤや鉄骨が転がっており、しかもサッカーフィールドのように整備しており、練習場にちょうどいい場所である。


「(雅史:)ここなら集中して遊べるね。じゃあ新作やろっか。」


 どのバージョンを買ったのかというと、「雅史」は「ゴールデンサン」で「清子」は「シルバームーン」である。


「(雅史:)歩数計ついてるじゃん。どんだけ歩いてるかわかりそう。」

「(清子:)とりあえず、ポキデックス入手まで進みましょう。」

「(雅史:)そうだね。歩数計使うにはゲームを進まないとね。」


 2人はゲームカードを自分のゲーム本体に差し約1時間半かけてスミレシティまで進み、その後歩数計を使用可能にした。


「(清子:)わたくしがポーキーモンに触れた最初の媒体はスーパーポケットゲーム(SPG)専用タイトル『ポーキーモン蒼玉』で、幼かったわたくしには『召喚獣の属性相性および物理と魔法の特徴を理解しないまま詰んだ』という思い出がありますの。」

「(雅史:)時々こういうときもあるよね。お気に入りの召喚獣ばっかり育てると手軽にレベル上げる手段が少なくなり、他の召喚獣はヘナチョコばかりとか。鳥ばっかり高レベルまで育てたかよとツッコまれるくらい。いやー大変だったよ。...さてと、歩数計セットアップっと。歩数計の中に召喚獣を入れたよ。じゃあ、駅前...といいたいところだけど、まずはお昼ごはん食べてからね。ロナルドブレッズ(藤本ロナルドが経営するサンドイッチおよびホットドッグ専門のファストフードチェーンストア)まで歩いて行こうよ。ちょっとした運動よ。」

「(清子:)月見エディション食べにですか?ぜひ食べに行きたいですわ。なら早速行きましょう。」


 昼食はハンバーガーということで2人はファストフーズへと歩いていった。


【ファストフーズ・ロナルドブレッズ】

 足を運んで到着した2人は、前回断念した限定メニュー『月見エディションコンボ(ポテトチップス、ドリンク付き)620円』を注文し、店内で食事する。ドリンクは無論「みかんジュース」である。


「(清子:)まさにこれです。卵の弾力感、おいしくてたまりませんわ。みかんジュースはどのハンバーガーに合いますの。」

「(雅史:)いやー、2年前を思い出すね。どんだけ~CMが話題のサンドイッチってね。あの頃は通常版のつもりがクルーの手違いでチーズ入りのを渡されてもう、ひどい目にあったよ。僕、チーズ好きじゃないもん。」

「(清子:)まあ、それは災難でしたの。...領収書を見せ、どう対応してくれましたの?」

「(雅史:)父さんが、んふふ。訴えるほどだよ。...結果、交換対応で解決したのよ。」

「(清子:)...それは何よりですの。」

「(雅史:)そろそろ腹が膨れるようだし、駅で電車に乗ってアキバまでいこっか。」

「(清子:)秋葉原に行って、何しますの?」

「(雅史:)ちょっとしたネット友達を会いにね。」

「(清子:)ここでは非番ですが秋葉原での風紀委員の仕事くらいなら、わたくしはそれでも構いませんの。」

「(雅史:)よし、そうと決まればさっそく行ってみよう。」


 2人はトレイをラビッシュビン(Rubbish Bin)に捨て、ファフトフーズを後にした。駅まで歩き、次の目的地に移動するための電車に乗っていく。


【アキバ】

 アキバの街並みは2009年9月12日時点でも相変わらずである。「雅史」のネット友達に会うため街中で歩いている。「アトラス姉妹」とその従者「ハイペリオン」が3人揃ってアキバで歩いているところを見かけるが、今はネット友達との接触が優先である為、声をかけることはない。3人は何の目的で歩いているだろうか?


「(ラファエル:)学園長...いや、ラザールのことだ。奴が学園を創立して生徒をかき集め何を企んでいるのか、アキバで何を求めているのか、必ず尻尾をつかんでやる。」

「(ダイアナ:)そのためにあたしらは日本に来たんだよね。超官とともにね。」

「(ハイペリオン:)あの学園長とやらラザール相手に超官の能力が使えないとなると、相当やばい奴だよな。」

「(ダイアナ:)...それにしてもラファ兄、風紀委員2人とともに調査に協力できたらよかったのに...あたしら3人だけとはどうなの。」

「(ラファエル:)...俺たちの厄介ごとに巻き込まれぬためだ、文句言わんことだ。ラザールの底知れぬ陰謀を知らずに2人を巻き込むとは何事だってんだ。」

「(ダイアナ:)...それはあたしらの問題ってことで。」

「(ハイペリオン:)御主人様、キャプテンとおかっぱ風紀委員がデートしてるらしいですぜ。」

「(ラファエル:)ほぅ、いいデートしてるな...にしては疑問の残る動きをしているそうだ。いえ、今はラザールの調査が優先だ。」

「(ダイアナ:)ラファ兄、ラザールが喫茶店に向かってるよ!!しかもキャプテンと風紀委員も同じくだよ!!」

「(ラファエル:)なっ!!学園長ともあろうものが喫茶店とは...けしからんことを。よし、行くぞ!!」

「(ハイペリオン:)合点!!」


 3人は「ラザール」を追うべく喫茶店に向かう。「雅史」と「清子」はそのまま喫茶店に入店する。


【喫茶店】

「(雅史:)ここならネット友達がいるはず。いやーオフでネット友達に会うのは初めてだよ。」

「(清子:)そんな事の為に?...いえ、それはありえません。雅史さんをデートに誘ったのはわたくしですの。信頼に足る風紀委員だからと。」

「(雅史:)...風紀委員の肩書を利用するとは一度も思っていないよ。僕一人では心細いというか、そんなもん。」

「(清子:)いつの間にか、雅史さんとわたくしは互いに信頼しあい良き理解者になりましたかね...。」


 「雅史」と「清子」の席に現れたのは、2人が探しているネット友達であった。


「(栗原:)君は、キャプテンか?」

「(雅史:)そういう君もクリエイターだよね?」

「(清子:)...なるほど、実名晒すとかえって不都合になる理由で互いにコテハンで呼び合うのですか。」


 彼は「クリエイター」こと「栗原くりはら英太えいた」。能力「イマジナリーアタック」はイメージによる実体化して放つ攻撃型である。


「(雅史:)君の掴んでる話が聞きたくてね、なんかいいのある?」

「(栗原:)...ここだけの話。今年12月下旬にゲームパーク紅白2009が開催されるらしい。」

「(雅史:)へぇー。耳寄り情報どうも。」

「(清子:)そんな情報、携帯電話ケータイ(P-03A White)で検索してもヒットしませんの。戯言たわごとなのでは?」

「(栗原:)だろうな。これはあくまでも可能性の話で、実際はまだわからない。」

「(雅史:)気が向いたら、3か月後チェックしてみるよ。」


 「雅史」にとって普通の話を聞いているうちに、「ラザール夢ノ橋」が訪れてきた。


「(ラザール:)これはこれはキャプテンさん。今日は風紀委員さんとデートかな?おまけに他校の生徒も。」

「(雅史:)学園長!?何しに喫茶店へ!?さては、メイド目当てだったり???」

「(清子:)それは...どうでしょうか?目的は他にあるのですわ雅史さん。」

「(ラザール:)んふふっ。先生はただ、可愛い生徒がデートしてるのを見守ってるだけだよ。」

「(清子:)いくら学園長とはいえど、過度なモニタリングはやりすぎなのでは?」

「(栗原:)見ない顔だな。誰だ?」

「(ラザール:)申し遅れたね。先生はラザール夢ノ橋。樋串武学園(英語表記:Baroque Academy)の学園長さ。」

「(栗原:)...知らない。聞いたことない。興味ない。」

「(ラザール:)...つれないね。」

「(雅史:)本人が学園長の勧誘に乗り気じゃないと言ってるよ。」

「(ラザール:)...バレたか。冗談のつもりだけどね。」

「(ラファエル:)茶番はここまでにしておこうか学園長。」


 「アトラス兄妹」と従者「ハイペリオン」がこの喫茶店に入ってきた。


「(雅史:)ラファエル!?」

「(ラザール:)これはこれはアトラス兄妹。先生に何のヨーダ?」

「(ラファエル:)ヨーダもなにも、学園長こそ喫茶店のメイドを眺めるために来たのか。」

「(ダイアナ:)それは違うよラファ兄。学園長の陰謀とは他校の能力持ちの生徒を引き抜くことだよ。」

「(ハイペリオン:)何を企んでるかは掴めないけどな。」

「(ラザール:)いやー、本当は冗談のつもりなんだけどね。引き抜こうかな...なんてね。」

「(メイド:)あのー、ご注文何します?」

「(ラファエル:)ブルーマウンテンだ!!」

「(雅史:)ちょwwwwwwww1杯3000円もする高価なコーヒーwwwwwwwwwwww」

「(清子:)そんな高価なもの、わたくしには手が出ません。」

「(ダイアナ:)まーた始まった...。」

「(ハイペリオン:)節約生活とは何だったのか...。」

「(ラザール:)アメリカから遥々来たとはいえ、無駄遣いするね。」

「(ラファエル:)くどいぞ!!」


 メイドが運んできたブルーマウンテンが「ラファエル」の元に。ここからは一同が色々とお喋りする。


「(雅史:)奨学金を受け取ってるでしょ?そのカネを学費や生活費よりブルーマウンテンに注ぎ込んだり?」

「(清子:)...それは驚きましたわ。ラファエルさんはそんな人だなんて。」

「(ダイアナ:)あたしのラファ兄はいつもこうなの。パートタイム(part-time job)がうまくいかなくて、転々とした挙げ句、気づいたらもうパート(バイト)していない。」

「(雅史:)前から気になるんだけど、アトラス兄妹は何者よ?何が目的で来たの?」

「(ダイアナ:)...あたしら兄妹は先生の友。目的はラザール学園長を注視せよとのこと。」

「(清子:)あなたがたの言う先生とは誰ですの?」

「(ラファエル:)...コンブリオ。雪郎・コンブリオの事だ。」


 「アレグロ雪郎」こと「雪郎・コンブリオ」は、アトラス家の知人である。能力者ではない(レベル0同等。後の世代では無個性と呼ぶ。)。カリフォルニア州出身。高校卒業、今は大学1年の18歳。日本人の父とアメリカ人の母を持つコンブリオ家の男であり、FBIへの志願者。母親の方のおじいさん「エネルジコ・コンブリオ」はFBIの長官である。母親はエネルジコの娘で、父親はインド料理とメキシコ料理が好きな日本人。インド料理とメキシコ料理が彼の好きな食べ物で、ビーフよりチキン派。フライドチキン、パン類、BBQ、タコスを好む。彼の作る料理(主にインド料理およびメキシコ料理)がうまいらしい。


「(ダイアナ:)そう、コンブリオ先生。」

「(清子:)あ~そういうこと?夏休みの海水浴場で気になっていたあの人でしたの。」

「(雅史:)ラファエルが高3だとすると、アメリカの3年生は普通、7月で学校卒業のはずでしょ?なんでスクールライフしてんの???日本に移動して事実上半分留年かな?」

「(ラファエル:)...9月よりE.G.4年制大学に入学と言いたいところだが、コンブリオのグランファザーに『来年3月まで任務を続行しろ、それまではお預けだ。』と告げられ帰国さえ許されなかった。」

「(清子:)任務のためとはいえど、学園の編入試験と大学試験の両方は正気の沙汰ではありません。大学より任務が優先、しかも当分の間帰国すら許されず節約生活を余儀なくされて。アトラスおふたりさんの厳しい生活は嘸かし大変でしょう。」

「(ハイペリオン:)朝晩の飯は学園長に支給された『黄色いイタチ』だけ。さすがに喰い飽きたぜ...。」

「(雅史:)『黄色いイタチ』の他におしるこヌードルとかピリ辛レッドラゴンヌードル、スーパーホット・キングヌードルあるのに...。」

「(ラザール:)他のカップ麺より黄色いイタチのほうが手に余るくらい多くてね、お裾分けしたまでさ。」

「(ラファエル:)カップ麺生活に文句言わないことだハイペリオン。」

「(ハイペリオン:)はっ、すいません。」

「(ラザール:)アトラス兄妹と超官について教えてあげよう。一度しか話さないからよーく聞いてね。」


 「雅史」と「清子」は「アトラス兄妹」と従者「ハイペリオン」、「超官」について聞くことになった。


 「ラファエル」と「ダイアナ」は二人揃って「アトラス兄妹」だ。「ラファエル」は某王者キングに負け劣らず傲慢な人柄だが「アレグロ雪郎」に負ける半端者、まだまだな男。「ダイアナ」は普段は砕けた口調で話すほど強気だが、物静かで兄に甘える小心者。兄妹とも派閥は生徒会である。従者「ハイペリオン」は能天気だが本当の悪魔のようにせこく、自分および「アトラス兄妹」に仇を為す奴を徹底的に叩きのめす、いかにも悪魔らしい性格。彼の場合は表の派閥は帰宅部、実際は生徒会のポチである。兄妹と従者はどういう関係なのか?それは今から2年前(2007年)、道端で倒れているのを「ダイアナ」が発見、そばにいる「ラファエル」に拾われ、以後「アトラス兄妹」を恩人とし、2人に奉仕する従者になったという。超官「エドガー」は1990年生まれで、「アトラス兄妹」と「ハイペリオン」の保護者的存在。ニューヨーク州出身。リーダーとしての実力は1つ年下の「アレグロ雪郎」と並ぶ。それ以外の素性は謎に包まれており、兄妹および従者、学園長である「ラザール」にはわからないそうだ。


「(雅史:)なるほど、そういうことね。」

「(清子:)恐ろしい能力持っていることはわかっていますがそれほど底知れぬの超官とは...。」

「(栗原:)俺には関係ないこと。」

「(ラファエル:)超官の人物像を知るには骨が折れそうだ。」

「(ダイアナ:)骨、そう簡単に素性を知り得ないってこと。」

「(雅史:)いやいや、一目でわかってるよ僕。マッスルな風格で超官の能力はいかにも恐ろしいのか、清子ならもうわかってるはず。」

「(清子:)超官を初めて目にした時、威厳のある筋骨隆々デーモン、ただものではないとわたくしは身をもって感じ取れました。...雪郎先生とはどういう関係ですの?」

「(ラファエル:)...えーっと、それは...つまり。双璧をなす関係かもな。」

「(雅史:)...気になるところがあるけれど、兄妹とお話してよかった。もう16時だし、そろそろ帰ろっか。17時50分まで帰らなきゃね。時間厳守ってやつね。」

「(清子:)オサムのセリフですね。夕方アニメ『ユメソ・ザ・ディテクティブ』が始まる前に帰りましょう。」

「(ラファエル:)...そうだな。ハイペリオン、運べるか?」

「(ハイペリオン:)2人までなら運べますよ...ふぇ?カップルを運べって!?」

「(ラファエル:)俺とダイアナはしばらくここにいる。カップルを自宅まで送れ。」

「(ラザール:)先生はここに残るよ。ラファエルくんが先生に話があるそうでね。」

「(ハイペリオン:)...仰せのままに。」

「(雅史:)ラファエル、君たち兄妹の話を色々聞けてよかった。また来週学園でね。」

「(清子:)思いがけない出来事でしたが、雅史さんとのデート、みなさんの会話ができて楽しかったです。来週学園でお会いしましょう。」

「(栗原:)俺は喫茶店を出る。目的を達成したので。」


 「雅史」と「清子」、「ハイペリオン」、「クリエイター」4人は喫茶店を後にし、「ハイペリオン」は2人を自宅まで送ってもらった。この章のキーである「アトラス兄妹」に関する掘り下げはひとまず終了。喫茶店に留まった「アトラス兄妹」と「ラザール」はそのまま話を続けることになった。


.........。


 9月27日(火) 放課後 生徒会緊急会議


「(デイモン:)生徒会長。14時02分に編集された記事、あれはいかがなされまス?」

「(ヤミ:)...我々生徒会には関係ないことだ。余計な詮索は慎めデイモン書紀。」

「(ランス:)生徒会長、9月3日(木)10時51分の記事を起点にヤツは何を企んでいるだろうか?」

「(動木:)清子さんと鍋小路さんがエタソナとやらを買ったこと、どう繋がっているのでしょうか?」

「(ヤミ:)...例の記事と風紀委員の清子およびマチの買い物は全くの無関係だ。だがエタソナとやらが学園の脅威になりえるのなら排除しなければならない。」

「(山本:)会長、生徒会広報の私にかかれば情報伝達はチョチョイのチョイですよ。」

「(ヤミ:)今はその時ではない。様子を見てからにしろ。」

「(ルーカス:)小遣いを集めてまでコンソールを買い設置するだけで部活結成し帰宅部卒業とはたいしたものだ。えた☆そな部...僕も視察したいものだ。」

「(北村:)ワタシも見学したいものよ。」

「(ヤミ:)やめろ。命惜しいのか?あのゲームが学園を脅かすものであること、まだわからないのか!!」

「(晴也:)いいじゃない?帰宅部改めえた☆そな部が楽しそうにやってるんだからよ。ね、動木ねえちゃん。」

「(動木:)それもそうですね。彼らはもう帰宅部じゃなく、えた☆そな部として生まれ変わったのです。」

「(ヤミ:)...とにかくだ。奴らの動向を注視せよ。この学園を守るために...。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る