魔女狩り少女のぼっち卒業計画 後日譚

後日譚「小心者な最強兵士、大舞台で役者になる」

【登場人物紹介】

□クオ・アシュフィールド

主人公。魔女との戦争では王国軍特殊部隊〈魔女狩り〉の最強兵士。

自身の安全性を証明するために「正体を隠し、力を使わず、普通の生徒として学園に通え」という任務についている。

実はコミュ力最弱の人見知り。

魔女の討伐以外に何もできないと自覚する気弱な少女。

□ルカ・エリトリット

魔女の生き残り。

人の世に溶け込み共生しようと、正体を隠して学園に通っている。

クオとはお互いの正体を守り合う「秘密の共犯」の関係を築いている。

特殊な魔力ゆえに同族の魔女から疎外され、「渡世（とせい）の魔女」として長く世を生きていた。

人懐っこいけど、実は寂しがりなのかも。

□ノエル・コートニー

〈魔女狩り〉に所属する少女兵士。「先輩」であるクオを監視する任務のため同級生に。

真面目で任務に忠実な凛々しい少女。

王国軍幹部の陰謀に巻き込まれ、クオとルカの「秘密の関係」を知ることに。

当面は二人を静観している。

実はすごく優しかったりして。

〈王国軍幹部〉

□アビゲイル・ブリューナク

王国軍遊撃隊・特殊部隊大佐。軍神とも呼ばれている女性。

特殊部隊〈魔女狩り〉を創設者で、クオやノエルのボス。

クオの任務を遠くで見守る。

□ハーシェル・ドラウプニル

王国軍南東部隊大佐。

特異な力を持つ〈魔女狩り〉の処分推進派の筆頭。

クオたちが通うウルラス学園の理事に就任し、任務の干渉を目論んでいる？

〈後日譚より登場〉

□グスタフ・マスグレイブ

王国軍南東部隊少尉。

ハーシェルに代わり学園でのクオの動向を監視中。

□クエンティン

知的で優雅な貴族連盟の首席候補。

ウルラス学園に興味があり、お忍びで下町をふらついている。

□ライノ

元軍人。

クエンティンとともに町に現れた。