第103回 日本ちんぽ競技選手権大会男子総合個人決勝

豚肉まぢか

第103回 日本ちんぽ競技選手権大会男子総合個人決勝

「第103回 日本ちんぽ競技選手権大会もいよいよ大詰め!男子総合個人決勝です。この試合の実況は私、木村。解説に昨年行われたハノイオリンピックでの銅メダリスト、田中 又出選手をお呼びいたしました。田中さん、本日はよろしくお願いいたします」

「はい、よろしくお願いいたします」

「いやー、田中さん。この日本選手権、ここまで大荒れに荒れました。オリンピック三大会連続金メダル、絶対王者の檀選手が一回戦でよもやの反則負け」

「試合開始から勃起に失敗、そのまま相手選手を攻撃してしまい、インポテンツ起因のノット・エレクチオン・アタックで一発退場。もう62歳の大ベテランですから、もしかしたらこれで引退ということもあるかもしれません」

「対戦相手は今大会初出場の張 型良選手。檀選手に勝利した後も、全ての試合で実に苦しい戦いが続きましたが、辛勝の末、なんと初出場ながらついに決勝進出を成し遂げました」

「本物の快進撃ですよ。私もチンバトは長くやってますが、なかなか見ないような激戦ばかりでしたし、これを勝ち上がった張選手は本当に凄い!勝っても負けても将来が楽しみです!」

「そして決勝の相手となりますが、なんと双名 理央選手が女子選手として男子大会で初めての決勝進出。これには連日、新聞もテレビも大騒ぎです。準決勝では、前回大会で準優勝の鈴木選手を高速縦回転捻りチェストで一本勝ちに仕留め、ファイナリストの座を手にしました」

「本ッ当に見事なチェストでしたね。受けた鈴木選手は立ったまま失神、タンカで運ばれていきました。それにしても、身体能力の差もさることながら、射精技が使えないハンデを持つ女子選手が、ついについに、男子総合の決勝の舞台に駒を進めました。いやー、こんな日が来るとは思いませんでしたね。まさに異例の大会、異例の決勝です」


『カーン!』


「さあ、その異例の決勝戦がついに試合開始!まずは両者、ちんぽを光らせました」

「ひと昔前は光らせないのが主流でしたが、今ではまず光らせるのがすっかり定石になりました。AIによる最新の研究でも、最初に光らせる方が圧倒的優勢と出ています」

「田中さん、実際のところちんぽを光らせておくと何が違うのでしょうか?」

「予備発光です。1000ルクスを超えるような大発光は0からいきなり発動するのがかなり難しいんですが、ああやって事前に小光量で光らせておくと、大発光に繋げやすい利点があります。光っている間はスタミナを使い続けますが、大発光が綺麗に決まれば一本勝ちまでありますから、差し引きでもお釣りがくるでしょう」

「かく言う解説の田中さんのちんぽも先程から煌々と光っております……おっと、双名選手が前に詰めて、ドリル!張選手かわしたー!スウェーバック!」

「これは……ちょっと意外ですね。双名選手がドリルペニスを使ってるのは記憶にありません。この大会でも初めてじゃないでしょうか。奇襲として取っておいたのかな?張選手は慌てずにイナバウアーでかわしました。試合開始から早速の好プレーですよ」

「その張選手の攻め手ですが……おっと、ちんぽをセパレート!からのー……プレス倒立!双名選手の脇腹を掠めたー!有効!」

「まだ続きますよ!」

「そのまま跳ねて……あっと光った!双名選手フラッシュ!カウンターで決まったー!有効です!」

「張選手がプレスからドルフィンペニスと畳み掛けようとしたところを、見事なカウンターです!完全に狙い澄ましたフラッシュでした。顔の正面から受けていれば一本は間違いなしでしたが、張選手うまく首を捻ってかわしました。それにしても木村さん、双名選手凄い光量でしたね」

「手元の資料によりますと、双名選手の最大陰茎光量は……えっ!3000ルクス!?」

「3000ですか!?それは凄い!それ工事現場より発光してませんか?」

「そうですね、精密機械の工場並とのことです。ちなみに田中さんはどれぐらい光らせられるのでしょうか?」

「僕ですか?えー……これぐらいです!」

「うわ!眩しい!ちょっと田中さーん、いきなりはやめてくださいよ!あ!これがやりたくてさっきから光らせていたんですか!」

「わはは、すいません。僕は調子良い時で1400ぐらいですね。失明するほどではないので大丈夫ですよ」


『はじめィッ!』


「技ありによる中断から試合再開です。両者、先程とはうってかわって随分と距離を取っています」

「先程のカウンターが効いてますね。張選手が嫌がっているかたちですが、双名選手は元々遠距離に定評がある選手です。この距離は危険ですよ」

「おっと双名選手ビーム!あー!時間差ー!かわした!張選手かわしました!よくかわしましたね今の!」

「時間差のツインビームですよ!張選手、本当によく避けました。女子選手はこれがあるから怖い!日本女子がかつて『東洋の魔女』と世界中で恐れられた原動力となったのが、あの時間差ツインビームです。まんこビームを軽く放出して、時間差で間髪入れずにちんぽビーム。来ることをあらかじめ頭に入れておかないと、初見で避けることはまず不可能です。張選手、とてもよく研究しています」

「さあリングは膠着状態が続いています……え?あ!効果!?ジャッジが効果をコール!張選手ですか?張選手にポイント!張選手に効果が入りました!こーれーはー、グッドスメルでしょうか?」

「グッドスメル……ですかね。これ、ちんぽをセパレートした時には、もうスメル放出に入っていたんじゃないでしょうか?試合展開が膠着しそうなことを見越してのいぶし銀の効果獲得です。隙あらばポイントを狙いに行く!張選手、本当に初出場なんですか?」

「その張選手。ここでようやくセパレートをやめて、ちんぽをくっつけました」

「外してから5分ぐらい経ちましたか?スメルを出したかったとはいえ、よく粘りました。相当苦しかったでしょう」

「おっと張選手、すぐさま距離を詰める!詰める!近い!金玉伸ばしてるぞ!伸ばして!金玉飛ばす!当たったー!ヒットー!コールは……有効ー!電光石火ー!」

「ゴールデン・ボールのヨーヨープレイ!カーブしましたか?リプレイ出ます?あ、出ますね……金玉伸ばしてー、ここです!双名選手が金玉をかわした方向に向けて、曲がった金玉がこめかみにヒット!これはすごい!」

「おーっとー?抗議ですか?張選手が抗議してますね……チャレンジ?張選手、チャレンジを申告するようです。何かありましたかね?」

「何でしょう、有効ではなく技ありではないかということでしょうか?」

「あ、通達きました!どうやらー……ラフレシア・ボールのカーブアタックではないかというチャレンジ申告のようです」

「えっ、ラフレシアですか?すると先程のスメルはグッドではなく、バッドスメルだったということですか?ええー?ジャッジがスメルを嗅ぎ違えたということですか?」

「さあVARによる判定です。臭気計測の結果は……バッドスメルです!バッドスメルにより、合わせ技でラフレシア・ボールが成立!加えてカーブアタックなので、技あり以上が確定です!これを受けて、ジャッジが技ありに訂正!」

「これは双名選手苦しい展開ですよ!ここまでのポイントは張選手が技あり、有効、効果1つずつ。対する双名選手は有効1つだけです。試合時間も1分切りましたから、双名選手は一本勝ちを狙いにいくでしょう。当然張選手も警戒して守りを固めにいくはずです」


『はじめェイ!』


「試合再開です。張選手、バックステップで距離を置きました。双名選手は……やはり詰めますか」

「遠距離の技は当たりやすいんですが、どれもポイントが低めですからね。双名選手は距離を詰めて、なんとか大技狙いで勝負に出たいところです」

「さあ双名選手詰める!詰める!ドリル!しかし張選手ここはうまくかわします。また詰める!ドリル!かわした!」

「うーん、苦しい!双名選手のドリルペニスは先ほどの通り、普段あまり使わない以上、それほど得意な技では無いはずです。ここでの乱発はあまり良くない」

「近い距離での鍔迫り合いが続きます!兜合わせから……双名選手またドリル!張選手潜る!残り時間は30秒を切った!」

「ここを逃がすと厳しいですよ!」

「双名選手光った!フラッシュ!あー!張選手目を閉じてます!読んでる!張選手下がる!」


『びゅるるるるるる!ビシャッ!』


「し……射精ー!」

「ウッソだろ、おい!」

「かかった!一本!一本!一本!双名選手、大逆転一本勝ち!残り27秒、双名選手の射精が張選手の顔面に炸裂!顔射!一本勝ちー!」

「射精出来るんですか、双名選手!えー!?女子ですよ!女子で射精!うわ、初めて見た!」

「リプレイ来ました!双名選手が兜合わせからドリル!これをかわしきったタイミングで双名選手がフラッシュ!しかし張選手が目を閉じてかわし、ステップバックで逃げようとして、ここで双名選手がまさかの射精!張選手に顔射!」

「ドリルを乱発して兜合わせからさらにドリルと、近距離で仕留めたがっている印象を強く持たせておいたのか。そこで間髪入れずに出した得意のフラッシュを張選手がかわし、これで攻撃の決め手はもう無いぞと思わせて、張選手が逃げを打った瞬間に、すかさず顔射!いやー、こんなの絶対避けられないですよ!うわー……これ張選手も精液浴びる瞬間まで、勝ちを確信してたんじゃないですか?」


『放送席、放送席。双名選手のインタビューです』


「見事な……本当に見事な逆転一本勝ちで、日本選手権男子総合史上初めて!女子選手による優勝を果たした、双名 理央選手!率直に、今のお気持ちをお聞かせください!」


『はい、あの……最高の、本当に最高の精通でした!』

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