第15話 戦鬪終了
「お前の機体...第一世代か。いいじゃないか、そのシステム、嫌いじゃないぞ」第一世代に詳しいのか、強化されたストライダーの動きに対応してくるファイヤーワークス。やはりランクワンは強い。そう思いながら蹴りを繰り出すストライダー
「さぁ、もっと力を見せろ!クリス・エンフィールド!!」
ビームソードにエネルギーを多く供給することで巨大化させストライダーを叩き切ろうとする。
『「はああああああああああああああ!!』」
何倍にも増幅された光の剣は敵機のシールドを突破し足を切り裂いた。
「効いているぞ!」
両足を切り飛ばされたファイヤーワークスは損傷状況をディスプレイで確認する。
両手軽損傷、ビームソード損失、ビームダガー喪失、両足喪失。戦鬪続行不可
「損傷拡大....撤退するべき...か」
ECM機能付きの花火を乱射しその隙に撤退するべく不明艦に着艦するファイヤーワークス。
「逃すかあああアアアアアァ!!」
着艦した瞬間の硬直を利用してハイパービームソードで不明艦ごと叩き切る。
「クリスエンフィールド...エルトリアは....やめておけ....」
そう言ってファイヤーワークスは艦毎爆散した。
ストライダーも損傷が激しく、右腕、左足、頭部メインカメラが破損し
もはや戦える状態ではなくなってしまった。
「これは...オーバーホールするしかない...か、イリス、着艦するから後部のハッチを開けてくれ」
『了解いたしました、マスタークリス』
『エルトリアはやめておけ?...どういうことでしょうか....』
その声は誰にも聞かれることもなく宇宙に消えた。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます