邪龍迷宮

前編 邪龍の存在

　僕の名前は「ヤゲル・ワ・ディビス」ヤゲル家の長男で父はエルフ王（エルフ・キング）でゴルディーラ帝国の第４代天帝だ。

　ゴルディーラの歴史は長くておよそ１４００年くらいの歴史が有り、高祖父のヤギル・ク・ディビスが魔皇帝王クレビスを単独で討伐したそうだ。

　その後、荒れ果てていたゴルディーラの首都メレク・ビルカスを一つの街をまとめ一群をまとめそしてゴルディーラ"地方"を収めていったそうだ。

　その後魔皇帝王の配下がまだ残っておりその中でも魔皇帝王のペットで、”殺戮の龍王”《アビス・キング・ドラゴン》の二つ名を持っていた意思なき龍、邪龍ガベルスと”残虐の蟲王”《クレジーセクト》の二つ名を持つ蟲覇王トリヴァスが残っており世界を荒らしまわっており、大叔父上ら各国の英雄が戦っても傷をつけるのがやっとなレベルで、その場で決壊を張り封印する事を決め二体を迷宮に封印した。その時期が約000年前で封印が聞く時間は１０００年。

　そしてつい先日どちらかの覇気を観測したそうだ。

　ギルドから討伐を依頼してきた。何故依頼してきたかギルマスに聞いたら「エルフだから」と返された。確かにエルフは膨大な魔力があるが。剣の扱いが上手な知恵猿族（ヒューマン）に頼めばいいものをと思った。

　剣王のもとで剣を学んび、最強の剣魔術師（ウィザード）として依頼を受けることにした。

　そのことを父上に伝えると、「アッソ」と冷淡な声が聞こえてきた。やっぱり、父上は俺に期待などしてないんだと改めて思った。

　防具などを準備しギルマスからもらった地図を見ながら場所へ向かった。城外へ出る時、守備兵とひと悶着あったのが、城兵に「追放された」と噓をつき逃げるように走って城を飛び出し近くの布屋でフードの付いたマントを一枚買い町の外へと疾走した。

　二回の日の出を見たか、森を抜けだすとそこには生命などもともと存在しないかのように荒れ果てていた大地があった。観察を続けながら進むと空気中魔力の濃度がとても濃くなっていく、試しにちょっとだけ魔力を火の力に変えると狼煙のように高く煙が上がった。

　魔力の濃さが常軌を言っている。この星で一番高いクペート山脈の山頂に漆黒の雲が掛かってる。あそこに目的の奴がいると判断し麓へと一気に駆け出した。

～種族について説明～

　この世界の種族について説明しよう

　まず長耳族（エルフ）は、長命で５００～７００年ほどで魔力がとても膨大で特に雄のエルフは一生で使い切る事が出来ないといわれているほどだ。

　次に知恵猿族（ヒューマン）は、道具の扱いが上手で体がとても柔らかいのが特徴だ。寿命はおおよそ１００年らしい

　次に土人族（ドワーフ）は、鍛冶師が多く、そして洞窟に住んでいる。力がとても強い

　最後に巨人族（ジャイアント）とても大柄で小さいものでも訳2.5ｍあるそう、最大でも10ｍあるそうな大柄なため砂漠地帯や沼地に住んでいるパワーは種族として一番強く動きも速い。その反面小さく機敏なものにはとことん弱い