No.21『輪廻の箱』

はじめに

【摂理】

 一、人が死ぬと手のひらサイズの黒い箱になる。

 二、箱を開けると開けた人はその人の人生を追体験する。

 三、箱は人によってしか開けられない。

 四、箱は開けられるまで消えない。

 五、箱は誰かに開けられると消える。


【法】

 一、 聖職者以外の者が箱を開けてはならない。

 二、 聖職者の箱は一般人の箱と分けて管理されなくてはならない。

 三、 全ての箱の扱いは十三神皇(法)が定める。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る