朝空

昨日は、出勤のため家を5時に出た。


西の空には、まだ白い月がはっきりと残っていた。


あまりの存在感に、思わず二度見した。



東の空を見てみると、こちらではもう朝日が顔を出し始めていた。


朝焼けがとても力強く、もう夜が終わるのだと悟った。


晴れた日には、毎日こんな美しい朝を繰り返しているのだろう。



会社の車のエンジンをかけると「今日は空の日です」と教えてくれた。


今日は、きっといい日になる。


そう思ったが、特にいいことは無かった。



昨日は、ただ大谷翔平のための一日だった。

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