僕だけの言葉

僕だけの表現など、あるのだろうか。

僕の思いつくことなんて、もうとっくに誰かが考えてきたことなのだろう。

この悩みだって、きっと多くの人たちが抱えてきた命題だ。


同じ絵の具を使っても全く違う絵が生まれるように、文章もそうであって欲しい。


書くだけで、それは僕の個性の発露なのだと。

たどたどしい言葉の中に、僕自身が確かに存在しているのだと。


そういうことで、あって欲しい。

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