思ってもないこと
本音と建前が、あるという。
本音は、心の奥底にある純粋な感情。
建前は、社会的な調和を維持するための仮面。
そんなイメージだろうか。
建前というと、偽りの姿のように思えるかもしれない。
しかし、むしろ、こちらの自分が本音を隠し、自分を形作っている。
それに対して、本音は抑圧され続け自分を見失う。
しかし時には、本音が漏れてしまうこともある。
束縛から放たれた本音は、剥き出しの自分自身を露わにする。
「思ってもないこと」を言う。
どちらかの自分が、思っているから言っている。
それは、どちらかの自分は思ってもないことなのに。
自分の中の自分たちに言ってあげたい。
「みんな違ってみんないい」
そう行こうじゃないか。
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