蛇腹剣使い異世界へと転生する。
天夏凛 ネル葉 (旧ネームファントム)
第1話
「ここは、いったい何処なんだ!?………俺は確かあの時!腹を刺されて…死んだはずだが…?」
「ホッホッホ!…お主の言うとおり 確かにお主は死んでおる。…じゃから今のお主は、魂の状態ってわけじゃ!」
「ッ!?だ、誰だ!??…ま、さか…」
「フォッフォッ!!お主の考えている通り!じゃ!ワシの名はフルフ……ただの…神じゃ」
(ただの神だと?)
「いや、何でもない…気にするな……こほん!それよりもだ。ワシは、お主に謝らないとならない事が一つだけあるのじゃ。」
「?それはいったい」
「…すまぬな―――実はお主を――――してしまったのはワシなんじゃ。本当に申し訳ない!と言うわけで謝らせてほしいのじゃ。すまなかった…。」
〘ズザーッ〙
それは、引くほどキレイな……ジャンピングどけ座であった。
「頭を上げて下さい!!…別に怒っていませんし。気にしていませんから。」
「おおぉぉ~ありがとうなのじゃ!…(よかったのじゃ!)」
「それで、これから私はどうなるのですか?
地獄に行くのですか?それとも天国に?(いやさすがに、天国はないか…。)
「そ、そんなに詰め寄るでない!…(鬱陶しいのじゃ……もうよい。適当に決めるかの!本来ならば、しっかり決めなければいけないが……面倒だから今回は、パスじゃ)……そうじゃの…お主は、そのどちらでも無い…」
「それはどう…いう?」
俺は、その言葉を聞いて怖くなってしまった。…俺は、死ぬのか?……ってもう死んでるじゃん。
「いやいや。何を考えてるかは、知らんが、違うのじゃ!話を最後まで聞くのじゃ!!このバカ!……いいかのしっかり聞くのじゃ!。お主には、異世界に転生して貰う……ちなみに―――異論は認めん…、さっそく行ってもらうのじゃ!…カンバ」
(ちょっ!?)
その瞬間…足元から光が広がり…意識は落ちていった。
★★★★
「あ〜だぁ(ちょっ神様…赤ん坊からなんて聞いていないんだが!?。……はぁ~)
「だぅ!(なってしまったのは、仕方がない…それよりも、今は、この状況をどうにかしなければ!)
「あぁ〜だう(しかしお腹が、減ったな……)
そんな事を思いながら…いると
バァァン!!!
大きな音を立て、ドアが、開け放たれたのだった。
「――――ちゃん!!愛する愛しのお姉ちゃんがやってきましたよ!………あれ?――ちゃん何やってるの??…………あぁ〜!」
(!?しまった!?)
〘ダダダダダッ!!!〙
時すでに遅し!!姉の声を聞いたのか?母親らしき人物が、飛び込んで来たのだ
蛇腹剣使い異世界へと転生する。 天夏凛 ネル葉 (旧ネームファントム) @ATPS
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