第3話クラス最強
「浅井さんっ強すぎだよね」と、誰かが呟き周りはうなづく。そりゃランクAだもん当たり前か。
ふと時計を見ると2時間目が終わろうとしていた1時間目の終わりに気絶していたから結構寝てたのかもっと他の人の異能を見たかったのにな、まあしょうがないか。
「先生戻ってきましたよ」
「もう大丈夫なのか?まあ、もう無理はするな、それに授業も終わるしな。」
「分かりました。ご気遣いありがとうございます」というと僕は体育館の端に座る。そして僕が目を向けたのは…クラス最強をかけた浅井さんと金髪のチャラそうな奴が戦っていた。ん金髪?でも校則的には大丈夫なんだよなー。なぜなら異能学園は強ければ正義という考えがあったりするからだ。そんなことより二人の戦いを見ていくか。
「くらえっ」と禍禍しい重力の塊を浅井さんにむけて放つ金髪(新井颯太)でも、浅井さんはすかさず避けて間合いを詰めている。
それを嫌ったのか新井は間合いから離れる。新井の異能は重力操作か強そうだな。ていうか浅井さんの異能って何なんだろう、この戦いで見れるかな?
二人はなかなか間合いに踏み込めずに時間が過ぎていく。そうするとチャイムが鳴った
「浅井、新井もう戦闘はやめだ。時間になったからな、まあまた今度やる機会があればやるといい」
「先生最後までやらしてくれよ
これからクラスのリーダーを決める戦いなんだぜ」
「新井くん、時間だからしょうがないよっ。また今度やろうね」
「ぐっ。まあ、そうだな。また今度しよう」
あの金髪、先生の言うことは聞かなかったのに浅井さんの言うことは聞くのかよというツッコミを入れたかったが、みんなは先生の指示で体育館から出て更衣室に向かっていた。てか、結局浅井さんの異能って何なんだろうな。
更衣室で着替えた後は普通に授業を受けて放課後になった。
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