揺れる車窓の一部
なんか、電車に揺られていると少しだけ、社会の一部になれたような気がする。
何にも上手くいかなくて、作業の手を止めてって状態がよくあるんだけど、そういう状態の時、自室の場合はなんだか重たい鉛みたいなのがちゃんと体に負荷をかけてきて、だんだん背骨も湾曲して、ちゃんと社会不適合者って云う烙印が押されるんだけど、電車だと、手を止めても、何をしていても、なりふり構わず電車は歩みを止めなくて、そうやって変化していく景色を眺めているだけで、私はちゃんと電車の一部になれていて、共有出来ていて、1人じゃない気がして、平静を保ちやすくなる。
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