知ってます? 陸上競技の中には空を飛ぶことが出来る種目があるんですよ。砂場を跳ぶ走幅跳も、バーを跳ぶ走高跳も空を飛ぶ。だけど、いちばん空に近い競技は間違いなく「棒高跳」だと私は思っています。陸上競技は走る、投げるだけじゃない。空を「飛ぶ」にフォーカスをあてた小説は、何よりも澄んだ色をしている。青春の透明度をご一読くださいな!
最初から最後まで、一気に引き込まれました!若越の成長物語が感動的で、特に棒高跳びとの出会い、初めて競技場で跳ぶシーン、そして2年後のライバル・江國との一騎打ち——すべてが熱く、青春の輝きを感じさせました。本当に素敵な青春スポーツ小説でした!シリーズ化、ぜひ期待しています!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(324文字)