色鮮やかな飴が降り、それを食べることで感情を取り入れる不思議な世界。無色透明でいたいのか、食べるのを拒み飴が降ると傘をさす周りから変わり者と言われる主人公。そんな主人公は同じように傘をさす少年と出会う。手探りで交流する二人だが、思わぬ事実に主人公が取った行動は……。それで主人公が幸せになったのか、解釈が別れる結末でした。雨でも飴でも色鮮やかなものが降ってくれる世界はちょっと楽しそうでした。