第9話「序章編7:八輝星強襲!コマンドゴブリン登場!」
クソゲー雑学:4
なぜ戦闘から逃げれない使用にし、仲間に指示できないようにしたのかをゴールドキャッスル社に聞いた所、
「冒険者が逃げるというのはかっこ悪いし、活路を切り開いて冒険を進めていくっていう前向きな姿勢で挑めるようにするためです。常に前進して進んでいってこそ冒険というモノでしょう! 仲間が指示なしで動けることで戦闘の高速化を狙い、仲間たちがまるで本当に生きているようなリアルな感じを出したかったからです」
とコメントした。
なおプレイをした動画投稿者によると
「逃げれないのは逆に戦闘テンポが悪いし、クエストに関係ない敵と戦わなければならないのでストレスがたまる。指示が出せないと戦闘中の回復役が主人公しかできないので、非常に不便を感じる」
とのことだった。
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冒険者試練を行い2日目。1度目の人生でもなかった転生して初の野宿をし、モンスターを倒してきた。
これまで倒してきたのは以下のモンスターである。
スライム(一般的なゲル状のモンスター)
インプ(黄土色の肌をした凶悪な顔つきの悪魔)
ゴブリン(緑色のお腹の出た中年みたいなモンスター)
ゴロゴストーン(岩みたいにゴロゴロ転がるモンスター)
ファイアーリキッド(火炎を放つスライム)
アイスリキッド(氷を放つスライム)
キメラビースト(肉体がライオン、尻尾が蛇、翼が生えたモンスター)
リトルデビル(小さな悪魔みたいなモンスター)
ハーピイ(女性で、手と足が猛禽類みたいな翼の生えたモンスター)
ドラゴンキッド(子供のドラゴン)
ワイバーン(翼の生えたドラゴン。火炎を放つ)
ザリーガ(ザリガニみたいなモンスター。ゆでると美味しい)
泥ナマズ(泥攻撃をするナマズのモンスター。調理に手間がかかるが味はイマイチ)
地蜘蛛(糸を使わず地上に暮らす蜘蛛のモンスター)
毒蜘蛛(毒の糸を使う、素早さが高い蜘蛛のモンスター)
幻覚バタフライ(吸うと幻覚が見える鱗粉を放つ大きい蝶)
ワライキノコ(いつも笑っているキノコのモンスター)
ライトマッシュ(発行物質を持っているキノコのモンスター)
リトルゴーレム(小さなゴーレムのモンスター)
グレムリン(きばが鋭い悪魔のモンスター。顔は可愛いげっ歯類系)
メカドラゴン(機械のドラゴン。製作コストは5000G)
シュガースライム(倒すと天然の糖分を落とすことがある)
フレイムソウル(火の玉みたいなモンスター)
ゾンビ(動く腐敗した死体)
ガイコツ兵士(兵士の鎧をつけたガイコツのモンスター)
ワーム・バイト(牙の生えたミミズのようなモンスター)
スネーク(蛇のモンスター)
ハンマーヘッドウォリアー(頭がシュモクザメみたいな人型のモンスター)
ニトロロック(爆発性を持った岩のモンスター)
フェイクボックス(見た目が宝箱みたいなモンスター)
カニ軍団(6体のカニのモンスター。青・赤・黄・黒・緑・橙の6色がいる)
デカツムリ(でかいカタツムリのモンスター)
ソルトナメクジ(岩塩が好物のナメクジみたいなモンスター)
弾丸グリ(弾丸みたいに突っ込んでくる栗のモンスター)
キューブスライム(四角いスライム)
カブト戦士(カブトムシみたいなモンスター。素手で戦う)
クワガタ剣士(剣を持ったクワガタみたいなモンスター)
ツインデビル(2人組の悪魔モンスター)
砂イカ(陸上に適応したイカのモンスター。どんな調理法でも美味しく食べれる)
鏡オウム(魔法反射効果のある鏡を搭載したオウムのモンスター)
ルビードラゴン(鱗がルビーの材質で出来ているドラゴン)
草もどき(草のモンスター)
マンドラゴラ(地上に埋まっている。叫ぶとめっちゃうるさい。魔法薬の材料になる)
デーモン(オーソドックスなフォークみたいな武器持った悪魔)
エッグフット(卵に細い足が生えてみたいなモンスター)
モンスターフック(フックのモンスター)
ダブルヘッドスネーク(2つの頭を持った蛇のモンスター。2回攻撃はしない)
かまいたち(真空攻撃が得意なモンスター)
悪ネズミ(目つきが悪いネズミのモンスター)
兵士アリ(兵士風の装備をしたアリのモンスター)
ユニコーン(角を生やした馬のモンスター)
ラフレシアフェイス(人面の顔をしたでかい花。腐臭を使って攻撃する)
悪霊ソード(邪悪な魂が宿った剣のモンスター)
ミイラ兵士(包帯を巻いた兵士のモンスター)
とげラッパ(ラッパの様なトゲの生えたウニのようなモンスター)
巨人のてのひら(でかい手のようなモンスター。ゴーレムと組むと強い)
キャット・ストーカー(クソでかい剣を背負う猫のモンスター)
陸地オオシャコガイ(速度がゆっくりな貝のモンスター。挟まれると中々抜け出せない)
タンプルウィード(風に吹かれて移動する植物のモンスター)
怪物ムカデ(ムカデのモンスター。見た目が苦手な人が多い)
人面かぼちゃ(顔が付いたカボチャのモンスター)
スカイドッグ(飛行能力を持った犬のモンスター)
ネジまきロボナイト(低コスト作られた機械のモンスター)
はっぱ怪人(葉っぱに手足の生えた植物のモンスター)
イビル魔導士(魔導士の服装をした悪魔のモンスター)
化けイノシシ(クソデカいイノシシのモンスター。パワーが強い)
オートパペット(魔力で動く人形のモンスター)
サイクロプス(1つ目の筋肉質なモンスター)
動く棺桶(棺桶の真ん中に目が付いた幽霊のモンスター)
レンガゴーレム(レンガでできたゴーレム)
ウッド仮面(仮面を付けた木のモンスター)
ゴースト(煙のように実体のないモンスター。属性を持った物理・魔法攻撃しか聞かない)
アイスバタフライ(羽が氷で出来た蝶のモンスター)
デカウナギ(巨大なウナギのモンスター)
シードラゴン(タツノオトシゴみたいなモンスター。水を吐いて攻撃する)
カサゴ魔人(毒のとげの生えたひれをもつ魚人のモンスター)
麻痺クラゲ(麻痺攻撃をしかけるクラゲのモンスター)
デュラハン(首なしの甲冑騎士のモンスター)
シャウトアップル(大声を出すリンゴのモンスター)
デビルワーム(巨大なミミズみたいなモンスター)
毒タニシ(毒を持ったタニシのモンスター)
川底サメ(川底に住んでいるサメのモンスター)
霊魂ヒグラシ(霊魂がセミの形をしたモンスター)
ハナヒゲモグラ(地中から攻撃を仕掛けてくるモグラのモンスター)
スカイフィッシュ(翼の生えた魚のモンスター)
さまようヘルメット(幽霊モンスターが宿った鎧兜)
ガスイタチ(ガス攻撃をするイタチのモンスター。悪臭が凄い)
化けミノムシ(巨大なミノムシのモンスター)
ツノザウルス(頭に角が生えた恐竜のようなモンスター)
岩ヘビ(鱗が岩みたいに硬いへび)
ウルフ魔人(狼の頭をした人型のモンスター)
メカ導士(低コストで作られた魔導士ロボ。火球で攻撃する)
アメーバスライム(分裂能力があるスライム)
水トカゲ(水辺に棲んでいる大型のトカゲ。泳ぎはあまり得意ではない)
スカルシューター(弓矢を持ったガイコツのモンスター)
影巨人(ゴーレムとよくコンビになる巨大な人型の陰のモンスター)
ブラッドバード(血のように赤い鳥のモンスター)
フライングデビル(飛行能力を持ったタコ。ブラッドバードが好物)
ガーゴイル(2本の角を持った悪魔。魔法攻撃が得意)
以上の計99種類のモンスターを倒した。残り1種類を倒せば試練達成となるが、残る1種類がある問題を抱えたモンスターだった。
「後は…レインボースライムね」
マイはそう言ってレインボースライムの資料を開く。
このモンスターは強さより発見の困難さが厄介である。ゲームでも出現率の低さに加えて、戦闘開始後に逃走するのであと1歩でクリアできないという事が相次いだ。
スライムの突然変種で生まれ、このモンスターから採取できる【虹色の調味料】はどんな料理も上手くするという料理人泣かせのアイテムである。
「レインボースライムは通常スライム個体と違って体が一回り小さい上に、すばしっこいから見つけたらすぐに攻撃を仕掛けるのよ」
「案外すぐ見つかるかもしれないぜ」
「そんな都合のいいことがあるわけ…」
マイがそう言ってジョーにため息をつく。ジョーそう言って草むらを散策する。
すると草陰に虹色に輝くレインボースライムが現れた。
「うおおー! マジか!?」
「早く! 逃げないように取り囲んで攻撃するんだよ!!」
4人はレインボースライムを囲むようにし逃げられないようにする
「レインボースライムを倒せば試練達成…! 冒険者になれる…!」
「よっしゃー先ずは先制ダメージだぜ!」
ジョーが斧を振りかざしレインボースライムに攻撃しようとしたところ。
「撃てえええー!!」
突然号令と共に銃声が鳴り響く。
「うあああっ!」
「伏せるんだよ!」
「わああ!?」
何が起こったのかわからずマイの言葉に従い地に伏せる面々。ジョーは斧攻撃の途中で遅れたために攻撃を喰らう。
「くっ…っ!」
「ジョー! 今の声は…!」
声の下方を見ると武装したゴブリンと、その中心にいる隊長格のゴブリンが現れる。
「これ以上冒険者が増えるのは困るんでな」
「アンタは…」
「自己紹介させてもらおう…。私は魔王軍八輝将が1人、コマンドゴブリン!!」
「魔王軍八輝将だって!?」
【魔王軍八輝将】
魔界四天王の下の階級にいる存在で、魔王軍の実働部隊を動かす部隊長である。
ストーリーでも度々出てくる中ボスで、レベルを上げて武器を持っていれば苦戦する敵ではないが、冒険者試練による疲労。回復アイテムが突き掛けている今の状態はかなり不利だ。
だが尚樹はそれ以上にあることに動揺していた。
(確かコマンドゴブリンは冒険者試練を終えた後にクエストで登場する中ボスのはず! なのにどうして今登場してるんだ!?)
「…不本意だがお前たちを倒させてもらう!」
コマンドゴブリンは剣を抜き部下たちに命令を下す。
ゴブリンは欲望に忠実で力しか取り柄がないと思われがちだが、まれに知性の高いリーダー格の種が生まれることがある。
コマンドゴブリンはその類であり、部下を率いて攻撃することが出来るのだ。
「発射ア!」
「うおおー!!」
ゴブリンたちが銃を使って攻撃する。魔王軍は資材を武器に使い戦闘用の武器を多く持っている。
戦況が不利であるがここは戦うしかない。
(こうなったらあれを使うしかないか…。ただ、タイミングを見極めないと…!)
コマンドゴブリンとの戦いに秘策を持っていた尚樹は機会を伺う。
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