ツンデレさんは今日も照れ隠し

万華鏡

第1話(いつもの日常)

俺は普通のただの平凡な高校生だ。

突然なんだが疑問がある。


『友達』それの定義は難しいと思わないか?


例えば挨拶をすれば、顔を合わせれば友達なのか?

いや、違う。それはただの顔見知り。

じゃあご飯を一緒に食べたり、休み時間にしゃべってれば友達?

いや、それの大体は暇つぶしで使われているだけだろう。だから違う。

じゃあどこからが友達なのか。それは、オフで遊んだりすることだ!

例えば放課後に一緒に遊んだり、一緒に遊びに行ったりする関係が友達なのだ!


そしてその定義でいくと今の俺に友達はいない。デモサビシクナナンテイヨ


いや、一人該当するか?でも怪しい。なぜならその人は圧倒的に高嶺の花と言われていて俺と友達になるような人じゃないからだ。


その人の名前はは…

「まだ寝てるの?早く起きなさい。もう帰宅の時間でしょ」


そう、この人。『神風カミカゼ・クロエ』だ。

なぜか俺にだけ甘い?

「お、もうこんな時間だったのか、ありがとなクロエちゃん」


「私のことをそんなに気軽に呼ばないでください。生徒会として仕事をしただけです。それに残られるとこっちが迷惑です」


気のせいだったみたいだな。カナシクナンテナイヨ( ;∀;)

「おう…ごめん、これからはクロエさんと呼ぶよ」


「大丈夫です。だから早く帰ってください。それと…別に、クロエちゃんと呼んでもらって結構です。それでは!」


クロエは足早に行ってしまった。

最後の方だけ少し早口になってた気がする。それに顔が赤かった気…いや、気のせいだよな。

なんたって俺は"普通"の高校生だからな!

恋愛なんかとは無縁なんだよ。イッショウネ


とりあえず必要な荷物をリュックに押し込んで帰宅の準備をした。

最後に荷物の確認をしてから校舎を出た。


そして校門に着くと、クロエが待っていた。

「どうしたんだ?クロエ。誰か待っているのか?」


「あなたに言う筋はありません…ですがたった今、待つ理由がなくなってしまいました。暇なので私と一緒に帰ってください」


「は!?いや、無理無理。なんで俺が…」


「ジー」なんかクロエからの視線が恐ろしいんだけど!圧が、圧がすごいよ…


「返事は?」


「…はい」


結局俺が先に折れた。


一応クロエと俺は帰る道がかなり最後の方まで一緒だから辛いんだけど。

ちなみになんでそんなことがわかるかと言うと、クロエが何かと理由をつけて一緒に帰りたがるからだ。


「なぁ、結局用事ってなんだったんだ?」


「あなたに言う理由がありません」


「そうか…ちなみにその方法で俺と帰り出して大体20回目なんだけどなんか言うことはあるか?」


「なんでそんなことを覚えているんですか?気持ち悪いですね」


「ひど!?こっちはお願いされてる方なんだけど」


「お願いじゃないですよ?命令です」


「恐ろしいわ!」


「それではそろそろ分岐ですね。さようなら」


「…もう日が落ちるし家まで送ってやろうか?」


「必要ありません。そんなことを行って私の家を特定する気なんでしょう。この変態が」


「ひどいって。それにクロエの家なら既に知って…嘘です嘘です!!」


さらにクロエからの圧がひどくなった気がする。


「気持ち悪いですね。さようなら」


「おう…じゃあな」



それから5分ほど歩いて家に着いた。

なぜか明かりがついてるんだけど。消し忘れた?いや、このパターンは予想がつく。


ガチャと家のドアを開けるとリビングでくつろいでいる妹がいた。

「おい堕妹。さっさと帰れ」


「無理〜それに可愛い可愛い妹がやってきたんだよ?普通は歓迎するべきだと思うけど?」


「うるせえよ、それに布団だって一つしかないし…」


「あ、いまお兄ちゃんってば気持ち悪い想像したね。このへ ん た い」


「黙れよ。そう言うのは可美少女がやるからいいんだよ!お前はソファーで寝てもらうからな」


「え〜、せっかく可愛い妹が長旅して来たんだよ。そこは布団を譲るべきじゃないかな?」


「だる」


「よし。じゃあジャンケンね」


「…仕方ねえな。堕妹」


「あと堕妹っていうのやめてくれない?地味に傷ついてるから」


「無理な相談だ。出さなきゃ負けよ、じゃんけんぽん!」


俺→グー


妹→パー


「くそがーーー!」


「ほら、叫ばないの。敗者くん」


「なんでいつも負けるんだよ!」


「学ばないでいつもじゃんけんに挑む君が原因だよ。哀れ哀れ」


「いつか絶対に勝ってやるからな!」


「勝てるわけないじゃん。卓球部の動体視力を舐めないほうがいいよ」


「ほぼ不正じゃねーか!」


「なに?今まで気づいてなかったの?面白いね」


「黙れ、もう風呂入ってくるから、邪魔するなよ」


「あれ?まだ妹離れできてないお兄ちゃんはここで「一緒に入ろうよ〜」って言うんじゃないの?」


「言うわけないだろ。こっちは疲れてるんだよ」


そう言い放つと話しかけられる前に風呂に入った。



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風呂から上がると既に妹はいなかった。

「あいつもう寝たのか?いつも早すぎだろ。小学生か?」(7時)


ドライヤーをして夜ごおにぎりを食べるとソファーで毛布を持って寝た。

少し妹のいい香りがするのがムカつく。




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この話はどうでしたか?1話で勝手にいなくならないで悪い点を教えて欲しいです。

ちなみに私は普通でも平凡でもないので恋愛はしたことありますよ。むしろこの主人公くんがおかしいだけです。

この後もどんどん狂わせたいので変態の特徴などのアイディアをぜひ欲しいです。

堕妹のキャラがまだよく決まっていないのでそこのアイディアも欲しいです。

後、AI画などは入りますか?イラストのことです

あとこの話の続き入ります?人気がなかったら打ち切るので。

今は試作をたくさん放出して鍛えているんです。

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